中トロ丼¥1,000(税込)食堂 一力新高島平 日曜も昼から暖簾を出す寿司屋はこの辺では珍しいといえるでしょう。都営三田線の終点からひとつ手前の「
新高島平」まで、窓から初冬の暖かい陽が差す電車に揺られてきました。改札を出て1分、屋号「
一力」さんに訪問しました。
大将と女将さんのお二人が休憩していたところに入店してしまいました。すみません。女将さんが熱いお茶を持ってきてくれました。壁のメニューを見回すと、期待通りの
海鮮メニューが豊富です。夜の
海鮮メニューも充実。昼来たら夜メニューがうらやましく感じるし、夜に来れば
ランチの丼ぶりメニューに惹かれるし…食べ歩いているとそういった感傷を幾度となく繰り返しているんです。
決めた。ケチケチせずに「中トロ丼」だ! 大将、お願いします。
まずお味噌汁が来ます。続いて、おお、おでん! おでんが付くのか。ありがとうございます。大根と厚揚げ、昆布です。ちょいちょいつついていると、きましたよ主役が。
中トロが6切れ。かんぴょうとガリ。卵焼き。ふふん。いただきます。ご飯は酢メシです。どれ中トロを。うむ。見た目は赤身に近い感じですが、食べた感じも赤身に近い感じです。確かに舌の上で柔らかく踊りますが、とろける身ではありません。しっかりした中トロです。上品です。あまり脂がのりすぎていると6切れも食べられませんから、これくらいでちょうどです。甘過ぎない卵もいいですね。甘すぎる江戸前卵焼きもありますが、ここは適度です。
サービスで自家製お新香が供されました。こういうの、いいですね。マグロ、おでん、お新香をローテーションさせて酢メシをかき込んでいきます。うん、美味かった。お茶をズズーッと一口。日本に生まれて良かったと思う一瞬です。
気さくな大将と、気遣いのある女将さん。いいお店でした。次はやっぱり、夜ですね。ごちそうさまでした。

海鮮丼 ¥800(税込)
最寄駅 都営三田線「新高島平」(
板橋区)
衛生感・落ち着き度 5
価格設定の適正度 7
料理の味・誠実度 6
好き度・リピート感 5
「一力」情報 CLIC
→ http://takashimadairatown-pc.com/?p=2271一力 (魚介・海鮮料理 / 新高島平駅、西高島平駅、高島平駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.3