ディードセット¥1,500プルジャ ダイニング 巣鴨巣鴨 世田谷区からの出張帰り、小田急線を途中下車しては「本日貸切」、途中下車しては「「臨時休業」。意気消沈して辿り着いたのは
巣鴨笑。暗い川沿いをトボトボ歩いていくと、行く手を照らす一筋の光が。ヒマラヤの尾根を星に導かれて歩いて、見えて来た寺院。倒れ込むように扉をひらくと、そこは「プルジャ ダイニング」。
座れて良かった…。先客は2組。でも私も含めてほぼ同時入店だったようで、オーダーはほぼ同時でした。皆さん、迷いながら蛇の道を歩いて辿り着いたのですね。乾杯。
オーダーしたのは「
ディードセット」。
ディードって食べた事ありません。解説によると、そば粉・きび粉・小麦粉・大麦粉・とうもろこし粉をかき混ぜて煮たものだそうです。楽しみです。単品でアラカルトを食べようとも考えましたが、
ディードのボリュームがわからないので、来てから判断したいと思います。
ビールにつくお通しはおそらく「ゴーヤのアチャル」です。いいつまみになります。


10分ほどで来ました、
ディードセット。なんだあ、これ。写真と少し様子が違うぞ。グレーの岩のようです。グレーガン。コンニャクと見紛うかたまりです。手で食べて下さいとキャプションがあるので、では失礼して。
あちーーっ! ヤケドレベルの熱さです。突きたての餅ですよこれは。食べてみると…やはり、お餅ですね。油がかけられているようです。だから冷めない。熱いー。手でちぎります。しかし何回かちぎったところで限界。箸とスプーンを駆使していただくことにします。
味は、餅なので淡白です。で、やたらに腹にたまっていきます。味はやっぱり粉を練った感じで、ひょっとしてライスの方がよかったかもしれません。しかしネパールではお米なんて貴重なものはいつも口にできるわけではないのでしょうかね。心していただきましょう。


周りを固めるサムライたちは、中心にチキンカレー、脇侍は芋や大根などのアチャルが数種、辛味噌のような などです。脇侍たちがいい味だしています。餅の淡白さを補うスパイス和えたち。助かります。
センターのチキンカレー、これはいい。独特のガラムマサラ。香草系が前面にでてきます。しかし苦手なクセのある感じではありません。クミンの香り、抜群。さすがプルジャ。美味しいチキンカレーです。

ディードは、最後はさすがに飽きがきます。一度経験すればいい食べ物かなあ。ライスのほうが私にとっては合うと感じました。第一、餅は重すぎますよ。
数人で来ればアラカルト料理も楽しめます。食事でくるならセット、お酒も楽しむならアラカルトで。カレーも添え物も美味しかったです。最後にいいお店に当りました。次回はぜひライスで。ごちそうさまでした。
最寄駅 JR・都営三田線「巣鴨」(豊島区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度 8
料理の味・誠実度 8
好き度・リピート感 7
プルジャ ダイニング (ネパール料理 / 巣鴨駅、大塚駅前駅、大塚駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.8