メンチカツレツセット¥1,350ドンピエール ハート東京駅丸ノ内口
KITTE 日曜の
東京駅。
ランチは駅地下モールか大型商業ビル内で考えるのが無難です。ただ、それはオープンしているお店がそこしかないということで、価格的には無難なお店はないでしょう。価格的にもグッドな穴場を見つけたいものです。
今日は
KITTEでキメ。5Fにものすごい大行列の店がありました。「根室 花まる」でした。
KITTEにもオープンしたんですか! 私にとっては「札幌 月寒店」「銀座 立食い寿司」でお世話になった「根室 花まる」ですが、ハナから候補に入れません。今日の目当ては…。
同じ5F、辰野金吾設計の
東京駅舎を一望しながらいただける洋食「ドンピエール ハート」。狙いはここです。ちょっとタイミングが悪くて、駅舎一望のカウンターには座れませんでしたが、振り返れば見える、という席は確保できました。
夏の青い空と入道雲を背景に、煉瓦の赤が映える駅舎を眺めながら、贅沢な目の保養
ランチです。
黒毛和牛のビーフ
カレー。ゴッツイ肉片がゴロゴロ入ってますよ。和牛ですよ。おろっ? こくまろ系かと思いきや、スパイシーですよ。コクももちろんあります。ビーフもよく味が染みています。さすが銀座の実力店ドンピエールの支店です。「洋食」の原点を守るような深みのある
カレーです。
メンチカツ。思わず「うむっ」とうなる独特の味です。合い挽きというより牛肉が前面に出たメンチ。下品な肉汁は出てきません。それでもフォークを入れるとジワッと脂が滲み出てきます。その脂と、ソース、マスタードを混ぜて、勝手に特製ソースを作ります。でメンチをいただきます。うーん。あまり食べたことがない、高級な味わいです。
大塚「天平食堂」のメンチも好きですが、こういう良い食材にものをいわせるメンチももちろん美味しいですね。
東京駅を見下ろしながらいただく洋食。明治の文明開化の香りを感じます。しかもそ時代は逓信技術も発達した時代。旧東京中央郵便局の
KITTEで、という店もノスタルジックな感傷にひたるに充分です。ごちそうさまでした。

セットのスープ
ビーフカレーセット ¥1,700
東京駅舎を一望できます最寄駅 JR・都営・メトロ「東京」(千代田区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度 6
料理の味・誠実度 8
好き度・リピート感 7
「ドンピエール ハート」ホームページ
CLIC → http://dompierre-heart.com/index.htmlドンピエール ハート (洋食 / 東京駅、二重橋前駅、大手町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8