ミニプレート¥500日月堂鴬谷 築92年の三軒長屋の古民家を利用して、ギャラリー、ワークショップ、飲食店などにレンタルしている「
そら塾」。女性オーナーです。今夜は
ネパール料理「
日月堂」として営業しています。
メインシェフはネパール出身のアジャルさん。「アジャル&塚田夫妻の
ネパール料理 日月堂」として、不定期の営業ですが、現地の味がいただけるとあって徐々にファンが増えつつあります。営業時期はHPかFBで確認です。最下に記しました。
建材は、オーナーによると電動のこぎりでも柱が切れないほどしっかりした木材なんだそうです。おそらく200年は経っている木材を使用していると推察しているそうです。もちろん空調設備はないので、扇風機で涼をとります。




ランチはダルバートのワンプレート。ただし営業の機会によって提供の形は変わるそうで、今夜はアラカルトプレートもあります。アラカルトプレートは、ワンプレートで3種類の料理を選択できます。今回は2人での訪問なので6種類いただけます。やった。お願いしたのは、「じゃがいもとひよこ豆のドライカレー」「ゴマのアチャール」「キャベツのサブジ」、「人参のマリネ」「ネパールスナック ミックス」「大根のアチャール」の6品です。シェフ、お願いします。
それぞれチョイチョイとプレートにのせられて、和食テイストの提供です。

(左)「人参のマリネ」「ネパールスナック ミックス」「大根のアチャール」
(右)「じゃがいもとひよこ豆のドライカレー」「ゴマのアチャール」「キャベツのサブジ」「ゴマのアチャール」はシェフのアジャルさんが、ネパールの実家で作って持ってきたそうです。ゴマを徹底的に突ついて餅状にしたもので、そのモチモチのゴマに唐辛子と柑橘を練り込んだそうです。甘くなりそうなのに、辛いんです。これ、珍味ですね! 美味い。これは店内で瓶詰めを販売しています。もちろん帰りに買いました。
ブジャは、ベビースターラーメンと瓜二つのスナックですが、イモを揚げて香辛料を混ぜたもので、辛いです。これも店内で、袋で販売していました。
どれもこれも美味いですね。アジャルさんの腕、確かです。
ブジャ、袋入りで販売です さて、カレーをいただきます。ミニカレーなんですね。3種類ありましたが、「チキンカレー」と「豆のスープ」をお願いしました。
小さなご飯茶碗に盛られていました。この恐縮した感じも、日本的感性の料理です。ごはんは玄米です。やわらかい炊き具合。モチモチです。チキンカレーは、やさしい辛み。いいですなあ。ダルスープは、甘さの中にコクが光る伝統のスープ。こちらも、いいですなあ。美味しいですなあ。
これで350円。ありがたいですなあ。

ミニカレー(玄米ごはん+カレー1品)各¥350 チキンカレー(左)と豆のスープ(右) 古民家の落ち着いた空間、落ち着いたお客さんたち、そんな中で落ち着いた
ネパール料理をいただきました。アジャル&深田夫妻のおもてなしにもほっこりです。これこそホンマの
隠れ家です。アジャルさん、ごちそうさまでした。次に開店するのは秋ということでした。また来ます。
最寄駅 JR「
鴬谷」メトロ日比谷線「入谷」(区)
衛生感・落ち着き度 7
価格設定の適正度 10
料理の味・誠実度 9
好き度・リピート感 9
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