ラーメン¥500中西屋食堂静岡
掛川市
今日も
掛川ソウルを感じましょう。
掛川駅から北へ歩いて12〜3分ほどの、住宅街にあるプレファブ一軒家「
中西屋食堂」です。地元民が入れ替わり立ち代わり続々訪れる食堂へ潜入です。
多くの方が車で訪れるので、駐車スペースはいつも埋まっていて、入り口前にも車が停めてあるので、いい外見ショットが撮影できません…。
店内はスカイブルーの壁が印象的です。うーんいい感じ。厨房を含め店員は女性3名。メニューは、
ラーメン数種類、
焼きそば、冷やし中華、餃子。たったこれだけなのに死ぬほど迷ってしまうのは優柔不断な私の性格。ああどうしよう。隣の客の
焼きそばの麺、美味しそうだなあ。客の半数は冷やし中華だ。うーんうーん。
ラーメン!
ラーメンでお願いします。…あと、餃子も1枚下さい!
混んでいるので少々時間がかかります。とはいえ12席程度なんですが。まず餃子がきました。薄めの焦げ具合。一口でほうばります。ほう、淡白な餃子です。キャベツ多めなんですね。ちょっと餡の水分多めです。
さあメインディッシュ、
ラーメンの登場です。おお、チャーシュー3枚! デフォルト3枚! ありがたや。メンマも多いです。ナルトは…ないです。いただきます。
スープは中華スープ。カオスとは正反対のコスモス的。摂理に従った当然の味。つまり肉体に協和する自然の味。簡単に言えば、至って普通。日によって味が変わる繊細なスープではありません。この安定感が地元民の安心を生むのでしょう。
麺は、見た目はインスタントの乾麺です。まさか。でも乾麺の形状です。食べてみると…インスタント乾麺とはちょっと違うようです。食感と、麺の伸び具合が違うようです。ちぢれ方がそう思わせます。でも製麺所で作った麺がここまでちぢれるでしょうか。謎の麺です。ただ言えるのは、スープと合っている、ということ。乾麺疑惑は拭えませんが、現実として、嫌いではありません。麺に詳しい方に聞いてみたいです。
特筆はチャーシューです。これ、美味い。よく染みてます。いい部位を使っています。しかも3枚。これも科学調味料的スープに合いますね。普通にこれを肴に酒が飲めるほどです。うん、美味い。
やはり、
焼きそばの麺が美味しそうで忘れられません、ストレート麺なんです。とんこつラーメンのような色味とストレート具合、の太っとい麺です。塩が合いそうな。
掛川ソウルの食堂、これは味というより食堂そのものの魅力でしょう。お母さん3人で紡ぎだす、
掛川伝承の定番の味。この味に出会えたことも、旅の醍醐味。地元に愛される食堂、全国にまだまだあります。いい思い出ができました。ごちそうさま。



餃子 ¥500

最寄駅 JR「掛川」(静岡県)
衛生感・落ち着き度 3
価格設定の適正度 8
料理の味・誠実度 5
好き度・リピート感 7
中西屋食堂 (ラーメン / 掛川駅、掛川市役所前駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5