チキンミルチ¥1,400アロマズ オブ インディア神田須田町
そぼふる雨。身体を温めにアロマズへ来ました。赤が基調の店内、興奮を促す演出です。壁には「新チューボーですよ」や書籍などメディアに多く紹介されている内容のポスターが貼られています。シェフはアミットさん、この世界では有名な方のようです。メニューを見て、メディアで紹介されたという激辛料理「
チキンミルチ」をいただくことにしました。
まずはグルーミングでタンドーリチキンを。むしゃぶりついて食べていると、やたらと真っ赤なスープが出てきました。これか。手強そうなビジュアルです。まず苦手なパクチーを取り除いて、ではいただきます。
んんむはああ! 辛いっ! なんだこれ。美味い。でも、辛い! ようし、がんばっていこう。辛みと辛みのすき間に、わずかにガラムマサラの個性としょうがの味を感じますが、しかしほとんど辛みしか感じません。汗ダク。汗も鼻水も止まりません。そして全然冷めないので、熱さと辛さの波状攻撃。辛さの正体は、赤唐辛子、青唐辛子、黒胡椒たちです。チキンは大ぶりなものが5個ほど。しっかり味がしみてやはり辛い。赤い悪魔。本質的には旨味がベースにあるのですが、それをゆっくり楽しむことを許してくれません。傍らのビールの存在がありがたいです。今年食べた
カレーの「辛さ」では、BLAKESのビーフ
カレー、アーンドラダイニング銀座のコーディクーラなどが印象に残っていますが、それらを遥かに凌ぐ唐辛子の化け物です。
思い出した、明日は外出仕事でトイレに行けないんだった。このまま食べ進めると明日、大惨事が起きる恐れがあるな。今必要なのは根性ではなく、持ち帰る勇気。3分の1ほど持ち帰りをお願いしました。
後日、家でライスにかけて食べました。ナンよりライスの方が絶対合いますね。ライスがオススメです。
帰り際、アミットさんや女性店員に「辛いですねー」と話すと、「そうでしょうー」という答えを期待していたのに「そうですか」と素っ気ない返事。勝者のコメントですね。参りました。



タンドーリチキン ¥500

最寄駅 JR「御茶ノ水」「秋葉原」(千代田区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度 8
料理の味・誠実度 8
好き度・リピート感 8
アロマズ オブ インディア (インド料理 / 淡路町駅、小川町駅、新御茶ノ水駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1