★殿堂メニュー海鮮どん¥1,000江戸富士湯島/お茶ノ水
やっとこのエリアへご縁あって来ることができました。口コミで知り、気になってしょうがなかった「
江戸富士」に訪問です。では失礼して入店します。
壁メニューは夜のものでしょう。入り口のメニューで決めていた「
海鮮どん」をいただきます。女将さんが腕を振るいます。おお。美しい。すると奥から若旦那も出て来て二人で魚をさばきます。何が盛りつけられるのか、ドキドキして見とれます。すると…2人の手は止まりません。あっという間にご飯が見えなくなるほど具材が載せられました。しかし…なにぃ。まだ載せる気か。もう丼から魚介達たちがはみ出ているじゃないですか。ようやく若旦那の包丁が置かれ、奥へ去っていきました。フーゥ…。見ている方が疲れてきました。しかし、女将さんの手が止まりません。まだまだトッピング作業が続きます。本当にドキドキしてきました。1,000円ですよ。そんなに、ああ…。もうやめて。それにタレを塗るの? ああ。まだ? ねぎ、わさび、しょうが…最後はきざみ海苔がのって、ようやく完成です。丼は手渡し。手の中に、幸せな丼ぶりが。
さて、トッピングを復唱してみましょう。キビナゴ、カツオ、サーモン、アジ?、コハダ、ブリ、生ヤリイカ、生ケンサキイカ、生ミズダコ、ヒラメ、マグロ赤身、ホタテ、シラス、わかめ、めかぶ。
海鮮は以上。それに干ぴょう、かいわれ、わさび、しょうが、ねぎ、ごま、タレ、刻み海苔。グラマラスな丼を目の前にしてどう手をつけていいのかわかりません。結局どう食べ進めたかもよく覚えていません。ただ、かなり食べ進めないとご飯が見えてこないことは覚えています。それと、ものすごく美味しかったことは覚えています。特に、ブリ、生イカ、コハダ。コハダが載るところが鮨屋ですね。とにかく解説不能、実況不要の丼ぶりです。
ちなみに隣の方が「特上」とオーダーしました。握りのことかと思ったら丼ぶりが出てきました。横目で確認すると、更に中トロ、ボイル海老、いくら、サバ、何かの貝、卵などが上乗せされていました。はあ…。降参です。
TVなどで紹介されないことを強く望みます。この丼ぶりは、このエリアの労働者の特権なんです。「
江戸富士」、その名に恥じぬ気概の丼びりでした。噛んだ。丼ぶりでした。




最寄駅 JR「
御茶ノ水」メトロ「本郷三丁目」(文京区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度 10
料理の味・誠実度 9
好き度・リピート感 9
江戸富士 (寿司 / 御茶ノ水駅、湯島駅、本郷三丁目駅)
昼総合点★★★★★ 5.0