鯨 サエズリ(舌) ¥850居酒屋 八丈島池袋 早い時間からやっているお店といえばここ「
八丈島」。昼から飲む店としては「若大将まつしま」より落ち着いて飲めます。今日は16時過ぎに入店し、3階へ通されました。3階もあるのか。行ってみると、掘りごたつ式のお座敷でした。比較的広々としていてくつろげますね。
さあ
島料理を楽しみましょう。一瞬オリオンビールを頼もうかと考えてしまいましたが、ここは
八丈島。勘違いしてはいけません。まず目についたのは「赤イカの塩辛(辛口)」。ぜひいただきましょう。あとは、「寒鮃目の昆布〆」「明日葉の胡麻和え」「ソフトシェルクラブの島唐辛子味噌焼き」などをオーダーしました。
「赤イカの塩辛(辛口)」
なるほど辛口。新鮮。良い塩梅。これはいいアテですね。ゆっくりいただくことにしましょう。
「寒鮃目の昆布〆」
添えてあるのは刻んだ島唐辛子。しかも種入り。これをちょっとだけのっけていただきます。よく締まって味が染みています。えんがわの存在もうれしいです。身が引き締まって歯応えあり。で、唐辛子は…辛い! ほんとにちょっとのっければ充分です。しかし香りがあって刺身に合いますね。
「ソフトシェルクラブの島唐辛子味噌焼き」
脱皮した直後の蟹ですね。殻は柔らかくそのままいただけます。味噌は辛さよりしょっぱさが目立ちます。つけすぎると蟹の味がわからなくなります。でも、この味噌を箸先にちょいちょい付けて、これだけでいいアテにもなるんです。
「明日葉の胡麻和え」
独特の苦みがある明日葉ですが、胡麻と一緒なら大丈夫。栄養価満点。お酒が欲しくなります。これもいい肴だなあ。
さて、追加で「鯨」をいただきましょう。世界的には鯨を食べるなんて蛮業を許すな的になっていますが、大切な島文化ですからねえ。どうしたものか。
盛り合わせは食べきれないので、珍しい「鯨のサエズリ=舌」をいただいてみます。
お店のお姉さんは少しクセがありますとおっしゃっていましたが、そんなに恐れる事はなく、ベーコンのような食感と味です。ルイベ状で供されました。脂が多いのでルイベにはむいています。美味しいじゃあないですか。臭みなんて全く無し。いいですねえ。赤身とセットで食べたらもっと美味しいかもしれません。
お店のお姐さんたちの応対もフレンドリーで居心地いいです。
八丈島の幸を存分に楽しめるいいお店です。しかも昼から! 大勢で来ていろいろシェアして食べると楽しそうです。まだ18時前ですが、ごちそうさまでした。

ソフトシェルクラブの島唐辛子味噌焼き(ハーフ) ¥550 寒鮃目の昆布〆 ¥800 (奥)赤イカの塩辛(辛口)¥480
明日葉の胡麻和え ¥290(サービス時)最寄駅 JR・メトロ・西武・東武「池袋」(豊島区)
衛生感・落ち着き度 6
価格設定の適正度 7
料理の味・誠実度 7
好き度・リピート感 6
「
居酒屋 八丈島」ホームページ
CLIC → http://www.at-ml.jp/71009/八丈島 (居酒屋 / 池袋駅、要町駅、東池袋駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.7