甲府鳥もつ丼¥1,000奥藤 甲府駅前 本店甲府「
甲府夢小路」にも魅力的なお店がたくさんあるのですが、せっかく
甲府に来たなら
B級グルメの雄「
鳥もつ煮」と、伝統の「
ほうとう」を食べたくなります。南口ローターリからすぐ、大きな白いのれんがはためくお店がありました。1913(大正2)年、甲府駅前に創業の超老舗です。1950(昭和25)年頃に
鳥もつ煮込みを開発し、
鳥もつ煮発祥のお店ということです。「奥藤 本店」。
ほうとうもあるようなので希望通りです。いざ、風林火山。
一応メニューに目を通しますが、食べる物は決まっています。
鳥もつ煮丼は、生から煮込むので時間がかかります、とのこと。もちろん待ちます。そして
ほうとう。こちらはテーブルでコンロにて自分で煮るそうです。合点承知。任務を遂行いたします。
まず
ほうとうを制作します。たっぷり野菜が入った出汁を、強火で沸騰させます。3分かかります。沸騰したら中火にして、生
ほうとうをほぐして入れます。ほうとうについた粉がいいですね。砂時計、始動。砂時計で3分を計り、3分経ったら弱火にして、味噌を入れます。再度、砂時計始動。3分経ったら出来上がり。そこへちょうど
鳥もつ煮丼も到着します。さあ、いただきます。
ほうとう、麺にコシがあります。さらにしばらく弱火で煮込んでいると、だんだん味噌や出汁が麺に染みて、美味さが増します。かぼちゃやにんじん、白菜などと合わせて食べ進めます。いいですねえ、美味いですねえ。自分で育んだ鍋なのでなおさら美味しく感じます。麺が伸びきってしまう前に火を落とします。しかし鐵鍋なのでいつまでもアツアツでいただけます。ほうとう、美味いなあ。
鳥もつ煮丼。きんかんが誇らしげです。タレは思ったより甘いです。もつは、レバが一番多く、砂肝、ハツなどが入っているように感じます。少しジャリジャリした食感のピースもあります。挽いたままの新鮮な感じが伝わります。うん、美味い。お酒が欲しくなりますが、ふっくらご飯で代替します。これは精がつきそうですね。これがB級だなんて。SS級でしょう。箸が止まりません。まあ最後は甘いタレに飽きを感じますが、ほうとうと一緒なら乗り切れます。もつ煮とほうとう、ベストコンビです。
炭水化物祭りでお腹一杯、大満足です。甲府に来たら、はずせない2品です。ごちそうさまでした。



ほうとう ¥1,200


最寄駅 JR中央本線「甲府」(山梨県)
衛生感・落ち着き度 7
価格設定の適正度 7
料理の味・誠実度 8
好き度・リピート感 8
「奥藤 甲府駅前店」ホームページ CLIC → http://okutou.com/ekimae.html
奥藤本店 甲府駅前店 (そば(蕎麦) / 甲府駅、金手駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7