ラム チョップ¥1,590アーンドラ ダイニング 銀座本店銀座一丁目 南
インド料理の有名店「アーンドラダイニング」にやってきました。念のため予約を入れておきました。2階にあがり扉を開けるとフロアマスターが流暢な接待で席まで案内してくれます。思いのほか席数が多いですね。まずはビールを頼んでから、この豊富なメニュー表とにらめっこすることします。
一体何を食べたらいいのか…。どれも旨そうです。うーむ。そうだ、落ち着けいて、基本を注文しましょう。えー、マサラ ドーサ。それと、パニール ティッカ。あと肉は、ちょっと狙ってラムチョップ。お願いします。ふう、落ち着いた。
すぐに「マサラドーサ」が出てきました。米粉の皮がパリパリです。じゃがいもはフカフカです。美味い。普通じゃない。美味い。ビールに合う合う。この皮の食感はなかなかないですよ。
フロアマスターが見計らって、絶妙のタイミングで続く料理を配膳してくれます。「パニール ティッカ」が来ました。カッテージチーズです。お、結構野菜ものっていますね。特にレッドオニオン。スパイスの辛みと玉ねぎの辛みがあいまって、幅広い味になっています。
またいいタイミングで「ラムチョップ」が出てきます。ツインテールの風貌ですね。力強くいきり立っています。ナイフを入れて肉を剥ごうとしますが難しく、お皿にナイフがカチャカチャ当たってしまい、あまりマナーがよくありません。なので、手で持ってかじりつくことにします。インド流のマナーです。逆に洒落た店では信じられない行為でしょう。かぶりついて、骨と骨の間の肉までかじりまくりです。うん、脂ぎっていない。スパイスも控えめ。クセなんかありゃしない。美味いですねえ。
さて最後にカレーをいただきましょう。メニュー表の一番上に書かれている注目の「コーディ クーラ」にします。初めて聞く料理名です。玉ねぎ、トマト、 ココナツベースの骨なしチキンカレー、ということです。チーズクルチャも食べようか迷っていると、マスターが「コーディ クーラには合いませんよ。プレーンなナンが合いますよ」とアドバイスしてくれました。従いましてタンドゥーリナンをオーダーしました。
コーディ クーラ、なんと辛いこと。辛いものが得意な私でもヒィヒィ言う寸前です。唐辛子系の辛さです。おそらくハラペーニョの仕業。とは別にスパイスもたっぷり。目に見えるところでは細切りジンジャー、クローブ、ローリエ、カルダモンなど。その他オリジナルのガラムマサラでの味付けです。特殊な味ではなく、クラシカルな香りです。トマトの酸味、玉ねぎの旨味、ココナッツの甘みがベースにあるので、複雑で深い味わいです。これは美味しいですねー。だがしかし、辛い。おしぼり、1本追加です。ナンは細かく切ってありますが、ボリュームがすごいです。スタートがじゃがいも料理だったので、お腹が膨れてきます。
いやあ美味かった。辛かった。粉もの、チーズ、野菜、肉、カレー、すべて貫禄の美味しさです。これだけ魅力のメニューがたくさんありながら、今日食べたのはたったの4品。あと10回は食べにこないとダメですね。今日のところはごちそうさまでした。お腹一杯で2軒目はしごなんてできません。

ラム チョップ ¥1,590
アーンドラ コーディ クーラ + タンドゥーリナン ¥1,490 + 390 パニール ティッカ ¥1,250
マサラ ドーサ ¥1,390
最寄駅 メトロ有楽町線「
銀座一丁目」(中央区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度 7
料理の味・誠実度 9
好き度・リピート感 9
アーンドラ・ダイニング 銀座本店 (インド料理 / 銀座一丁目駅、京橋駅、宝町駅)
夜総合点★★★★☆ 4.1