レバ塩ねぎ¥120弐ノ十都立家政意を決して武蔵関へ遠征しました。お目当ての「屯縁房 (とんえんぼう)」は謎の臨時休業。次候補の「丸忠」はオープン30分延期の札。最近本当にこういうツキの悪さが多くて腹立たしい。遠征した時に限っていつもこう。
気を取り直すことは難しいが、とりあえず西武線沿線に多い「秋元系」を目指して
都立家政に向かいました。
都立家政の駅を降りて、人の並に乗って商店街を北上します。そして左路地の先に、赤提灯が見えました。
透明ビニールからの入店の仕方が難しいですが、なんとか店に入ります。男気質風の女将さんが元気に迎え入れてくれます。メニューを見ると、確かに秋元屋風の献立もありますが、オリジナルも多いです。ちれみそ、せせり、レバ塩ねぎなどをオーダーします。特筆はレバ塩ねぎ。半生のレバにねぎが振りかけてある単純な調理ですが、単純ではありません。焼き場担当の女将さん渾身の料理です。美味いです。マスターはおもに一品料理や洗い場を担当しています。
そのマスターがメニューにないオススメを連呼して売り込んでいます。ではそれをいただきましょう。ジャンボシュウマイです。年に3、4回しか出さないよ、とのことでした。幻のシュウマイですね。その名の通り、でかいシュウマイです。
やきとん屋では不足しがちな野菜ですが、シュウマイの脇の千切りキャベツが貴重な存在です。
焼き方をおまかせにすると、みそが多いようです。そのみそが美味しいです。ちれも、みそが効いていていいですね。「
やきとん赤尾」で味をしめたにんにくの芽もいいアテでした。これは必須です。
元気で気持ちがいい
やきとん屋でした。秋元系とくくられる宿命ではありますが、ここはここ。オリジナリティあふれる美味しいお店です。

にんにくの芽 ¥120
ジャンボシュウマイ ¥? せせり ¥120
ちれみそ ¥120 元気に楽しそうに、焼き場の女将さん最寄駅
西武新宿線「
都立家政」(中野区)
訪問時間 19:00
待ち時間 0分
衛生感・落ち着き度 5
価格設定の適正度 8
料理の味・誠実度 7
好き度・リピート感 7
弐ノ十 (焼きとん / 都立家政駅、鷺ノ宮駅、野方駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.9