帝京大学 VS
パナソニック ワイルドナイツ2016.1.31秩父宮ラグビー場
前人未到、おそらく今世紀中には不滅の記録「大学日本一7連覇」を達成したばかりの大学最強・帝京大学と、多国のネイションズキャップメンバーを擁するトップリーグの覇者・パナソニックの対戦。
全国大学日本一チームと全国社会人大会優勝チーム(現LIXILカップ優勝チーム)による「一発直接対決」方式の日本選手権は、1996-97シーズンの1997年1月15日の東芝府中VS明治大学以来、20年振りのことである。





やはり大方の予想通りパナソニックが大勝したが、鉄壁のパナディフェンスから2トライを挙げた帝京大学も相当大したものである。
パナは、帝京大を見下すような暴れ方はまったくせず、無理して突進せずポイントをしっかりつくってマイボールを正確につなぐことを意識した試合運び。大学ラグビーを含めたラグビー界全体の技術向上を図るために、帝京大にラグビーの基礎・基本を身をもって伝えるために、攻守ともにきれいなラグビーを見せた。大人、としかいいようがないクオリティの高いラグビーだった。
また、SOベリック・バーンズのキック成功率100%は圧巻であった。

南アに勝利した時の試合球