水戸芸術館茨城県水戸市
澄清の冬空に誘われて、水戸までやってきました。水戸芸術館は初訪問です。大震災の時に、象徴的な揺れの画像としてよく放映されたタワーがランドマークです。1990年3月に開館、設計は大御所・磯崎新です。


このタワーには昇ることができます。上昇料200円は高いか安いか。


窓の方角が悪く、富士山の方角には窓はなく、筑波山もギリギリです。しかし、天気がいいので気持ちいい眺めです。

さて、タワーから芸術館へ移動します。中庭正面のカスケードは、緊張感ある巨大な岩の噴水芸術。ワイヤーで釣られています。




現在は「3.11以降の建築展」です。伊東豊雄、坂茂、石山修武ら建築家の取り組みや、日建設計、みかんぐみなど設計集団の取り組み、東京R不動産などの活動が紹介されています。
また、知人の瀬尾夏美さんの展覧会も行われていました。偶然です。彼女は昨年「VOCA展」の最優秀賞を受賞しました。画壇に縛られず、幼い頃からの「お絵描き」の延長で描かれた絵は、重要なテーマがあたたかく伝わってきます。
芸術館のセンターホールでは、パイプオルガンの演奏に多くの聴衆が聴き入っていました。荘厳な音が響きわたります。



最寄駅 JR水郡線・水戸線・常磐線「水戸」(茨城県水戸市)
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「水戸芸術館」ホームページ