豚肩ロース4時間煮込みセット¥1,500メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ飯田橋 神楽坂 祭りを夜に控える雨上がりの
神楽坂、ここは日本のモンマルトル。赤城神社や毘沙門天に人々が集い始めています。「とんかつ あげづき」の向かいの小径を入ると涼しげなテラスをたたえるオステリアがありました。「
メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ」。メニューを見ると
フレンチのようです。

フランス語ネイティブのイケメン店員が多いからか店内は98%女性客、
神楽坂のお洒落女子がすべて集結していると思われます。そしてオシャレに炭酸水とかオーダーしてるんです。私が不運にも4日間続けて蹴られてしまった「とんかつ あげづき」とか間違っても行かなそうな方ばかりです。でも会話の中身は焼き肉食べ放題の話やガリガリ君の話など、一般的な生活者だとわかって一方的に仲間意識が芽生えました。「とんかつ あげづき」もいいですよ、皆さん。

サラダがボウルで配膳されました。バゲット添え。フォークを挿し入れると、なんとフワフワな野菜だこと! レタス、フワフワのシャキシャキ。そしてドレッシングも酸味を抑えて美味しい。しかもバゲットによく合うドレッシング。これはときめきます。
「豚肩ロース4時間煮込みセット」¥1,500

メインの肉塊が来ました。おお、女子たちの目を釘付けにしましたよ。ああ恥ずかしい。恥ずかしい肉塊。
プレートの周囲にはマッシュルームとマッシュポテト。マッシュのスマッシュプレート。その中心に肉塊。豚肩ロースを4時間煮込んだものだそうです。
ナイフを入れると、いやフォークを挿すだけで繊維に沿ってホロホロと形を崩していきます。崩れた肉はまるで高級なコンビーフ。肉そのものは抑えめの味。周囲に掛けられたソースも控え気味。味より存在としての個性。なので、ロースそのものの旨みがダイレクトに舌に乗ってきます。美味しい…。もちろん柔らかい。

そうか、フレンチはライスがないのか。さっきの美味しいパン、全部食べちゃった…。ではライスがわりにはマッシュポテトを代用します。うむ、上手く肉肉しさを和らげてくれます。
マッシュルームも美味しいです。これのソースが一番味が濃いです。プレート全部、うまっ。
柄にもなくデザートをオーダーしています。しかしちょっとしたアクシデントがあり、私はまったく構わないのですが、オーナーでしょうか、流暢な日本語のイケメン店員が気を利かせたサービスをして下さいました。逆に申し訳なく思って断ったのですが、結局お言葉に甘えました。

で、チョコレートムースをいただいたのですが、これがまた美味い。フワフワ。トッピングのチョコチップとナッツが絶妙に美味しい。普段はデザートなど食べないのですが、
ランチデザートの醍醐味が理解できました。なるほど、デザートが好きな女子の心持ちが少し理解でしました。
入店から会計まで、対応やサービスがさすが
神楽坂のフレンチなんです。素敵なお店です。
たまには天丼とかとんかつじゃなくて、こういう洒落たフレンチ
ランチもいいですね。そろそろ梅雨も明けるし、「いつも」と違うことをやってみるのもいいですね。ごちそうさまでした。
神楽坂のお祭り、盛り上がるといいですね。
最寄駅 JR「
飯田橋」(新宿区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度 8
料理の味・誠実度 8
好き度・リピート感 8
「
メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ」HP CLIC →
http://www.wine-bourgogne.com/メゾン・ド・ラ・ブルゴーニュ (フレンチ / 飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0