蘭州牛肉面¥880馬子禄 牛肉面 マーズルー ぎゅうにくめん神保町 馬子禄(マーズルー)は最近初めて知った料理名です。ここ「
馬子禄(マーズルー)
牛肉面(ぎゅうにくめん)」は、「中国政府『中華老字号』認定」「中国
蘭州『特級』
ラーメン店」など鳴り物入りでの開店でした。
店長は本場・
蘭州に通い続け、苦労を重ねて修行の場を得て、麺打ち、複雑な薬膳スパイスのスープ、
辣油の製法まで「
馬子禄」の作り方を学んだそうです。日本に美味しい
馬子禄を、という悲願はここ
神保町で達成されることとなるわけです。日本有数の
ラーメン激戦区・
神保町で、大勝負です。
入り口で丁寧な応対にてオーダーと勘定を済ませます。細麺、パクチー無しでオーダーしました。
オーダーが入ってから手打ちするそうですが、細麺は茹で時間が短いのか1分強で速攻配膳されました。
「
蘭州牛肉面」¥880

まず目を引く牛肉は、3枚。表層には葉にんにくが散らしてあります。そしてオレンジ色の
辣油が、たなびく夕日雲のように浮かんでいます。
このようなシンプルな
ラーメンの場合、食べる前に底の方から混ぜ返してみると、何かしらのハッピーサプライズな具材が出てきたりします。やはり! 出てきたのは、大根。そしてサイコロ状の牛肉角切りがたっぷり。ようし。ではいただきます。
牛骨スープは最近各所でいただけるようになりましたが、このスープは他とは深みが違います。確かに薬膳風の香りがします。やさしい味ながら個性の強いスープです。そしてこれに秘伝の
辣油が混ざり合います。これもやさしい辛さで、決してスープを殺す辛さではありません。まるで牛骨って元々辛いのか、と思わせるような自然な溶け合いです。ただ、汗は出ますよ。辛いことは辛いんです。
麺もやっぱりソフト。すべてソフトですね、このラーメン。素麺かきしめんか、といった食感。スープに合いますねー。このスープにはこの麺しかないですね。グッとくる出会いです。
牛肉は、若干八角の香りもします。これは大陸系の味付けですね。食べているうちに気にならなくなりましたが。さすが、スープとはベストマッチです。牛に牛ですからね。角切り肉も同じ風味です。美味しいです。
両サイドの客はパクチー入りをオーダーしたようです。アカン! クサイ。早く食べ終えて出てってくれー…。パクチー、無理です。
麺は体感で220g程度でしょうか。私には多いのですがこの麺とスープは多く感じさせませんでした。最後の一滴まで飲み干しました。底の方に溜まっていた薬膳スパイスの粒も美味しかったです。このラーメン、あっさり系が好みの方は月イチの通いになりそうです。
ラーメン激戦区の神保町で、確実に根を張った馬子禄。オーナーの執念が見事実りました。ごちそうさまでした。
最寄駅 都営・メトロ「神保町」(千代田区)
衛生感・落ち着き度 7
価格設定の適正度 7
料理の味・誠実度 8
好き度・リピート感 6
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昼総合点★★★☆☆ 3.8