うな重¥2,700かねいち神保町 今日は寒い。すずらん通りに用事があり、頑張っている自分にご褒美をと思い、
うなぎを食べる決意をしました。「スズメのナミダ賞与」の時期が近づき、最後の力を振り絞っての
うなぎです。
果たして第2弾があるのかどうか…。
「
かねいち」は
神保町に暖簾を出して40年以上。その暖簾をくぐると、若大将が元気にそして丁寧に接客してくれます。江戸の
うなぎ屋はこうでなくっちゃ。今日のサービス
ランチは「うな玉 上」ですが、ここは最後の力を振り絞って、
うな重にしました。
国産の
うなぎしか扱わないそうで、日によって静岡や愛知、鹿児島の
うなぎを仕入れているということです。
今日は寒かいのでアツアツのお茶がいつもに増して美味しいです。

「
うな重」¥2,700
オーダーから5分ほどで配膳されました。重の蓋を開けるときはいつも緊張感と期待感が高まって、おそらくアホな表情になっているはずです。…おお。神様仏様、
うなぎ様。二礼二拍手一礼を心の中でして、箸を刺します。ホクホクやな! えっどーまえー!
いわゆる「並」ですが、1匹と半分です。私には充分です。タレは薄味です。甘みより醤油らしい辛口が前面に出ています。創業以来40年以上継ぎ足されてきたタレだそうです。すごい歴史! キリッとしたサッパリのタレですね。掛けられている量も多くはありません。
ご飯はかなり柔らかめの炊き具合です。タレもご飯も、そしてうなぎも、柔らかめ。ご主人のお人柄なんでしょうね。

もちろんご飯一粒残さず、いただきました。久しぶりのうなぎ。あったかい雰囲気で、あったかいうなぎをいただきました。よし、元気出た。師走の俺、頑張るぞ。
ごちそうさまでした。

最寄駅 都営・メトロ「神保町」(千代田区)
衛生感・落ち着き度 6
価格設定の適正度 6
料理の味・誠実度 8
好き度・リピート感 6
かねいち (うなぎ / 神保町駅、新御茶ノ水駅、竹橋駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.7