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「普通」を愛せるかどうかだ、「中華そば ターキー」の場合。 勝負ランチ

「普通」を愛せるかどうかだ、「中華そば ターキー」の場合。

     
中華そばターキー_雑司ヶ谷_チャーハン01チャーハン
¥700

中華そば ターキー
雑司ヶ谷



 その筋の方々の間では超有名店「中華そば ターキー」に念願の初訪問です。1975(昭和50)年創業ということで、超老舗ということでもありませんがその佇まいはノスタルジックで、その筋のファンをうならせています。というより、地域の方のためにあるお店なんでしょうね基本的には。
 東側より細い路地を縫うように進んできましたが、途中に突如あらわれる「日乃丸食堂」にも惹かれましたねえ。思わず入ってしまおうかと思ったくらいです。また課題店が増えました。
 この周辺って、窪地になっているようで、人が歩きやすいところを選んで辻ができてそのまま道路に鳴った感じの、複雑に入り組んだ道筋になっています。旧日大女子寮など廃墟も萌えますね。

 有名店なので軒前には人影があるかと思いきや、赤い暖簾が寂しく風に揺れていました。ガラリと扉を開けるとやはり客はいません。貸切状態。では落ち着いて、この昭和ロマンを楽しみましょう。
 文章でこの空気感を説明するのは難しいですね。ただ、カップルの男性が「ちょっと古びててイイカンジの餃子が食べられるんだって、いってみようよ」と女性を連れてきて、この佇まいにドン引きされることは必至です。だって、演出じゃなくて本物ですから。

 人の好さそうなご主人です。オーダーを伝えると、しっかり復唱します。テーブルに座ってしまったので厨房が見えません。不覚!

中華そばターキー_雑司ヶ谷_チャーハン03中華そばターキー_雑司ヶ谷_チャーハン04

ラーメン」¥600
 ラーメンは典型的な東京ラーメンの体です。済んだブラウンスープからうっすらと見える細いストレート麺。チャーシュー1枚。ほうれん草。そして、自家製メンマ。
 スープは鶏ガラ。深みを与えるのはおそらく野菜出汁か。タレはもちろん醤油。コク。うーーん。普通でいい! 東京ラーメンの真骨頂です。油は少なくてすっきりとキレのいいスープです。
 麺は細麺ストレート。小池さんがズズッとすする、あの麺です。メンマが似合いますね。酸味も辛みもなく、甘めのスープを染み込ませて、麺に絡んで持ち上がってきます。企業秘密のメンマのレシピ、知りたいですね。
 ラーメン全体が、ご主人の研究の賜物ですね。本当の意味で「普通に美味しい」ラーメンです。

中華そばターキー_雑司ヶ谷_チャーハン02

「チャーハン」¥700
 チャーハン。レンゲを挿し込むと、しっとり系のご飯です。チャーハンの質感は炊き具合と火入れ具合で変わりますが、おそらくご飯はほんのちょっと水分多め、それを一気の加熱で炒めますがあまり振り上げて空気を含ませずに、また中華鍋に押し付けて焦げっぽい硬さをつけることをしない調理でしょう。だから、この上質なしっとり感が出せるのです。とはいえ、油があることでそれぞれがくっついている感じで、油がなければパラパラ系となることでしょう。だから、ご飯と油の関係は重要なんです。
 塩、こしょう、バランス良いですね。また、レンゲに乗せた中にはチャーシューが入っていないのに、チャーシューの香りを感じる一口です。全体の中でチャーシューはかなり少ないです。しかしその香りはしっかり全体に存在しています。うーーむ。超絶だなあ。
 具材は、ツナっぽいほぐれ具合の少量のチャーシュー、ネギ、卵、だけではないでしょうか。なんてシンポー。こんなシンプルな造りで、この立体感。ターキーマジックですね。

 店を出るまで結局他に誰も客は来ませんでした。自分のペースで、自分の間で、集中していただくことができました。高級なフレンチや寿司屋とは違った、大変ぜいたくな時間を過ごしました。ご主人、ごちそうさまでした。人気が出過ぎることなく、適度に繁盛してほしいお店です。いい昼メシでした。
 特別ノスタルジーに浸ることなく、普通に良いお店でした。飲食店は、古いからいいのではありません。

中華そばターキー_雑司ヶ谷_チャーハン07中華そばターキー_雑司ヶ谷_チャーハン05

最寄駅 都営荒川線・副都心線「雑司ヶ谷」(豊島区)
衛生感・落ち着き度 3
価格設定の適正度  8
料理の味・誠実度  9
好き度・リピート感 7

中華そば ターキー中華料理 / 都電雑司ケ谷駅雑司が谷駅(東京メトロ)鬼子母神前駅

昼総合点★★★☆☆ 3.9



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真冬でもキンキンに冷えたビール。

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★殿堂メニュー
悶絶メニュー。何度でも食べたい逸品。
グルメ度数 10点満点
●衛生感・落ち着き度 → 居心地や対応の良さの度合い
●価格設定の適正度 → 素材や調理法と価格の釣り合い
●料理の味・誠実度 → 美味しさと作り手の誠実さ
●好き度・リピート感 → その土地に再訪する時の高揚感
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