鴨 板せいろ¥780蕎麦きり みよた 青山本店青山・
表参道 いつも並んでいる「蕎麦きり
みよた」。いつも諦めていたのですが、今日は意を決して私も列の最後尾へ。しかし今日は警報が出るほどの酷暑、早く中に入りたいー! でも並んでいたのは7〜8分ほどで、いざ入店。店内はカウンター15席。サラリーマン集団が入りずらいストイックな蕎麦屋ですね。女性1人客が多いです。
お店のSNS情報では「対馬の極上天然穴子」が期間限定で入荷されているとのこと。それそれ。でも「鴨」も捨てきれず。お店のお姉さんに「穴子天は単品でもお願いできますか?」とお伺いすると、「本日は穴子がないんですよ…」との返答。残念! じっつっにっ残念! でもダイジョウブ。私には鴨がついている。私がネギを背負っていますから。
ご主人によると、西日本の豪雨災害で穴子の輸送に影響が出ているとのことです。そのご主人、ものすごく忙しく蕎麦を茹でたり盛ったりしています。素早い手さばきでどんどん提供していきます。職人ですね。もちろん開店前はそば打ちをしているようです。


「鴨 板せいろ」¥780
蕎麦は涼しげ、つゆはアツアツ。つゆの中に鴨肉が3切れ。いただきます。つゆ、出汁がきいて醤油濃いめの味。この猛暑にはこのしょっぱさがちょうどいいですね。鴨は柔らかく、脂身も美味しいです。
蕎麦は喉ごしがいいツルツル麺。しかし歯応えが心地いいコシの強さ。蕎麦の風味は控えめ。ゴツゴツの田舎蕎麦とは一線を画します。蕎麦の産地はわかりませんが、
青山の蕎麦ですね。一本一本が長いのが特徴です。ざるの上でサラサラと踊ります。
最後は蕎麦湯でシメ。つゆが濃いめの味なので蕎麦湯も多めに入れます。おお、美味い。汗かいた身体に染みていきます。
青山の一等地で、この低価格でこのクオリティの蕎麦を出す「蕎麦きり
みよた」。人気のわけがわかります。店員みなさんが手際良く、並び客を減らそうと努力しているのがわかります。特にご主人、いい仕事です。ごちそうさまでした。
外は獄門島のようなつらい陽射し。そばつゆがこの夏を乗り切らせてくれそうです。美味かったー。

最寄駅 東京メトロ「
表参道」(渋谷区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度 9
料理の味・誠実度 9
好き度・リピート感 8
「蕎麦きり みよた 青山本店」facebook
CLIC → https://www.facebook.com/SobakiriMiyota/蕎麦きり みよた (そば(蕎麦) / 表参道駅、外苑前駅、明治神宮前駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0