食べ放題ランチ¥950卸)神保町食肉センター神保町
200X年、世界は肉の炎に包まれた!海は枯れ、地は裂け、全ての生物(ナマモノ)が死滅したかのように見えた。だが!モツは死滅していなかった!私はあきらめてはいなかった、この「食肉センター」を!
平日に
行列に加わるのは仕事に気が入っていない証拠、しかし休日にわざわざこの辺に出てくることもない。だからご縁がないのかと半ばあきらめかていたが、その時!
朝だけ一仕事して開放された!なんて日だ! 秋葉原「丸五」は? ああ、今日は定休なのか…グウっ! 北上して大塚「鳴龍」か? いや、今からじゃすでに出遅れているな…。
そこで頭をよぎったのはいつも大
行列の「卸)
神保町食肉センター」。今日は職場に戻る必要はないから煙臭くなってもいい。汚れてもいい、こわれてもいい、愛は尊いから。よし、ダッシュだ。私のホーム神保町の最大のヤマだ。
開店30分前、到着。ハァハァ。1、2、3……17番目か。なんとか一回転目で入店できるかな。2009(平成21)年の開業以来、「卸)
神保町食肉センター」の
行列がとぎれたことはないのでは。
開店。よし、入店。二階席へ。上着をロッカーへ入れて、コホン…えっーっと…もちろん「C」セットからお願いします。あ、ビール飲んでもいいんだな、今。どうしよう。いややめておこう。海は枯れ、地は裂けてしまいそうだから。
結果的に、ビールではなくライスで合わせたのは英断でした。肉の脂を中和するのにビールでは足りません。ライスが不可欠です。正解。
食べ放題時間は45分間ですからね。さあすぐにどんどん配膳されますよ。こだわりのガス式テーブルロースターでガンガン焼いていきましょう。


「北斗天帰掌」
間違えた、「レバーとハツ」のCセットです。今朝10:00に挽かれ、レバーは 人分、ハツは 人分が用意されているそうです。ということで新鮮さが保証でれています。レバーとハツ、網に乗せます。ジュワー。しっかり焼いて、いただきます。
「二指真空把」! つまり箸でつかんでいただきます。タレは用意がありません。それぞれの肉ごとに味はついています。では。
おお、おおお。美味い!特に、ハツ。大好物ですからね。ご飯にのっけてさらに倍。いいぞいいぞ。レバーも新鮮。ナマで喰いたい!美味い。あっという間に平らげました。
もう一回これに戻ってこよう。では次は…。
「天翔百列肉球」
間違えた、「もも肉とピートロ」です。Aセットですね。間違えた、「肉球」はジバニャンの必殺技でした。奥義ではありません。
おお。ピートロから炎があがります。これもうめえ。飯、飯。もも肉もいいぞ。なんだなんだ、こんな価格でこんなに食べちゃっていいのか。なんて日だ。まだ12時前だぞ。


群馬県の利根川の清流と赤城・榛名・妙義の上毛三山に囲まれた環境で育てられた豚や牛。だそうだ。もうその字面だけで昇天しそうだ。
「北斗有情拳」は天国を見ながら逝くらしいが、そんな心持ちだ。
「天翔十字鳳」
じゃなかった、「麹鶏」。隣の方が突然オーダーしたメニューにない品だ。その方のテーブルにそのメニューがのっていたので、横目でチェック。私もそれを。
こうじに浸けられた肉は柔らかくて美味しいんですよね。もちろんこの鶏も美味い。
だが、しかし!結論から言えばオーダーすべきではなかった!その理由は…
1. 結局は鶏であって牛ではないこと
2. 見た瞬間、そのボリュームで「これ以上喰えないな」と悟ってしまうこと
3. そのボリュームから、焼いているうちにラストオーダーになってしまうこと
しくじった。最後はハツで締めたいと思っていたのに…。ああ。でも美味しいんですけどね。

案の定、ラストになってしまいました。ハツ…。「無想転生」!
なんで今まで尻込みしていたんだ、もっと早く来るべきだったんだ、ここに。すごいいいお店じゃないですか。これで、950円!無想転生!
ああ、次のチャンスはいつになるかわかりませんが、必ずまた来ます。美味かったー。ごちそうさまでした。
最寄駅 都営三田線・メトロ「神保町」(千代田区)
衛生感・落ち着き度 4
価格設定の適正度 10
料理の味・誠実度 8
好き度・リピート感 7
「卸)神保町食肉センター」ホームページ
CLIC → http://www.jinbo.tokyo/神保町食肉センター (焼肉 / 神保町駅、九段下駅、水道橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.0