勝負ランチ グルメと散歩、たまにガーデニング。あと、アート。

2017年01月 勝負ランチ

女将さんに作ってもらう「うずら鍋」が寒夜の身体にしみ入ります。

     
うずら鍋かわ津01うずら鍋
¥1,800

かわ津 かわづ
板橋区役所前



 中山道沿い、いつも気になっていた「かわ津」へ初訪問です。大きい看板ですぐにわかります。暖簾をくぐると、品のいい女将さんが迎えてくれます。ここは海鮮と鍋のお店。さて何を。
 半年前にTVできたろうが来て、鍋を食べていました。私も何か鍋を。ん。んん? うずら鍋? うずら、って卵のことではないですよね。写真では、ミンチ肉のようです。女将さんの話ではご主人が学んだ浅草橋「ふじ芳」が火付け役となって最近ブレークしている料理だそうです。ではぜひそれを。それが整う前に、あん肝と中とろをいただきたいと思います。
 中とろは見た目は素敵ですが、ルイベ風です。そういう方が脂ぎってなくていい時もあります。モノはいいですね。美味いです。
 鍋は、女将さんが作ってくださるようです。うずらに少しだけ鶏ももを混ぜてミンチしたお肉だそうです。まずしいたけを鍋に入れて1〜2分出汁ます。続いてうずら肉をつみれ状にして1片づつ入れていきます。すべて入れ終えてから野菜を投入し、そして豆腐。春菊を最後に入れて完成です。女将さんはゆっくりした手つきであく取りしながら「夕焼け酒場」のロケのエピソードを話して下さいました。
 さあ煮えましたよ。女将さんが取り分けて下さるようです。甘えましょう。小皿にやはりゆっくりした手つきで、バランスよく具材を入れてくれます。ではいただきます。これは…あまり味わった事がない肉ですね。甘み、酸味、苦みがバランスよく舌を覆います。うーん、美味しい。これがうずらか。そして、この出汁。あっさり味の中に複雑で深い出汁を感じます。始めのしいたけも、うずらの脂も活きています。美味しいスープです。いい鍋です。しかもこの量で1人前ですか。大満足です。良心的です。
 ふぐの唐揚げも食べました。骨付き、ホクホク。澤の井が良く合います。結構食べる部分が多くてお得感もあります。唐揚げではありますが、さっぱりしています。海鮮ものもさすがですね。
 いいお店でした。兄弟店?の「ふじ芳」にも行きたくなります。季節の変わり目にはぜひ通いたいお店です。に限らずしょっちゅう通いたいお店です。ごちそうさまでした。

うずら鍋かわ津09うずら鍋かわ津05
うずら鍋かわ津02うずら鍋かわ津03
女将さんが作ってくれます        しかもよそってくれます

うずら鍋かわ津06うずら鍋かわ津08
中とろ ¥1,280             ふぐ唐揚げ ¥750

うずら鍋かわ津07うずら鍋かわ津04
あん肝 ¥750

最寄駅 都営三田線「板橋区役所前」(板橋区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度  8
料理の味・誠実度  8
好き度・リピート感 7

かわ津割烹・小料理 / 板橋区役所前駅大山駅下板橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.9


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ご近所にあったらどうかしちまうぜ。桜鍋の「柿島屋」。

     
柿島屋町田馬01肉なべ
¥1,250

柿島屋 かきじまや
町田



 さて、町田。俺にとっては縁遠い街。駅前はHANDSに109にルミネにマルイと、大都会の様相だ。ベッドタウンから東京屈指のマーケットへと変身し続けている。
 今日は創業1884(明治17)年、130年以上の歴史をもつ「柿島屋」に訪れた。駅から歩いて4分ほど、マンションの1Fだが中に入ると広い大箱で老舗感が漂う。
 孤独な俺にしては珍しく次に約束があったので、酒が飲めないのが本当に残念だ。そういう献立のお店だった。馬刺桜鍋、煮込み…馬天国だ。今日は、お米に合わせるしかない。
 まず「肉皿(煮込み)」。おっほー、やわらかい。…コホン。いい料理だ。なぜ酒なしでこれを食べなければならないのか。何をやってるんだ俺は。別注文の生卵にどっぷり浸けて、ああこりゃこりゃ。美味いじゃないか。
 そして「桜鍋」。ここはハードボイルドに「並」でいいんだ。ねぎ、しらたき、豆腐、白菜。いい脇役たちだ。割り下は甘めだ。琵琶湖のほとり、近江の牛すきに近いアレだ。ぼやぼやしてると店員から「そろそろ裏返して」とアドバイスが飛ぶ。ああ、わかったよ。今そうしようと思っていたところさ。なんなら煮えてなくても生でいただきたいところだったのさ。
 どうれ、喰うか。お、おうふ。馬っ。美味いっ。俺の心を柔らかく包んでくれる、お馬さんたち。胃袋がいなないてるぜ。鍋から一匹一匹引き上げて、その赤い肌を舌にのせる。美味しいイーーン。…しまった、心の中じゃなくて本当に叫んじまった。だって、美味いんだモン。あれ、言葉が…。ゲシュタルト崩壊。
 柔かな肉を卵につけてご飯にのっけて喰う。ねぎと豆腐を卵につけてご飯にのっけて、喰う。単純な作業だが、今この瞬間において世界で一番幸せな所作かもしれない。桜鍋、馬は俺をどう思っているか知らないが、俺はお前が好きだ。
 次の予定地、相原の地に立つ。歩いていると、馬牧場があった。何と奇遇な。遠くから、純朴なまなざしで俺を見ている馬たち。…もしかしてバレたか? 臭いか?

柿島屋町田馬02柿島屋町田馬03
柿島屋町田馬05柿島屋町田馬04
肉皿(煮込み)¥550

柿島屋町田馬06

最寄駅 JR横浜線・小田急線「町田」(町田市)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度  8
料理の味・誠実度  8
好き度・リピート感 9

「柿島屋」ホームページ CLIC → http://www.kakijimaya.com/

柿島屋馬肉料理 / 町田駅

昼総合点★★★★ 4.2


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見よこの堂々たる暖簾。姿三四郎の末裔が営む「北海」。

     
北海三四郎170121_01三ちゃんチーズ
¥450

北海 三四郎
板橋


 こんなに駅から近いのに今まで知らずにいました。この暖簾を見て素通りはできないでしょう。それっ、入店!
 うーん、いい感じ。ザ・居酒屋。若いお兄さんの応対が気持ちいいです。壁を見れば、海鮮に自信あり、のメニューです。では、本日の推し「マグロ」「赤貝」の刺身をいただきます。あと冠メニューの「三ちゃんチーズ」もお願いします。三ちゃんチーズは、これからじゃがいもを蒸すので時間がかかるとのこと。気持ちをホクホクさせながら待ちますよ、いつまでも。
マグロ、赤貝、なるほど良品です。味もさることながらこの価格。赤貝はヒモもついてきます。美味いっ。
 次は「くじら刺身」をいってみます。これもいいっ。生姜とにんにくをブレンドしてのっけていただきます。外国の方に怒られそうですが、このくじら美味いっ。レアステーキのよう。酒、いきまーす。オススメの麒麟山で。枡で来ました。しかもあふれ酒。で、この価格。北海万歳。
 壁にはお店の記事が貼られています。ご主人は近所の「魚がし寿司」で修行をつまれ、この「北海」を切り盛りしていた現在の奥様とご結婚されて、このお店を継ぐ形で営業を始めたそうです。しかも姿三四郎こと「西郷四郎」さんの末裔だそうです。マグロ以外は握らないそうです。
 1時間以上待ったところで、いよいよ三ちゃんチーズの登場です。女将さん自ら「三ちゃんチーズ来ましたよー」と言いながらテーブルに置いていきます。湯気があがります。どれ。いやあ、ホックホクですよ、ジャガイモ。ふかしたてはやっぱり美味しい! そしてチーズが美味い。これ何チーズですかね。で、たらこもいい。さらに青のりもいい。絶妙の素材選びですねえ。バランスよし。これは美味い。普通なんですが、「北海」でいただく三ちゃんチーズ、というシチュエーションが素敵なんです。家で作ってもこうはいかないでしょう。
 見渡せば男子率100パーセント。海の幸、山の幸で一杯やるのが楽しくてしょうがない感じです。私も同じです。板橋駅、まだまだ奥がありそうですねえ。いいエリアです。北海、いいお店です。ごちそうさまでした。

北海三四郎170121_04北海三四郎170121_05
麒麟山 ¥450 (奥)くじら刺         クジラ刺 ¥600

北海三四郎170121_02北海三四郎170121_03
赤貝刺 ¥600                メジマグロ ¥500

北海三四郎170121_06北海三四郎170121_07
北海三四郎170121_10

最寄駅 JR「板橋」・都営三田線「新板橋」(板橋区)
衛生感・落ち着き度 4
価格設定の適正度  9
料理の味・誠実度  8
好き度・リピート感 8

北海 三四郎居酒屋 / 板橋駅新板橋駅下板橋駅

夜総合点★★★★ 4.0


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またいいやきとん屋ができてますよ、板橋に。ひなた風「やんぐ」。

     
やきとんやんぐ01ハムチーズカツ(ハーフ)
¥

やんぐ
板橋


「北海 三四郎」を出ると、外は冷たい木枯らし。寒っ。斜め向かいに、暖かそうな光が。やきとんか。よし、もうちょっと暖まっていこう。暖簾をくぐります。
 最近のやきとんやは女性客が多いですね。カウンターの半分は女性でした。店員は明るく心地いい応対です。メニューを見ると、お? 板橋区に拠点を置くアノ店に献立が似ています。ふうむ。おそらくそうでしょう。「ひなた」の血をひいていることがわかります。
 串をいくつかオーダーします。「はつ」「はらみ」「まるちょう」、あと「マカロニサラダ」をとりあえず。
 やはり、いい肉を使っています。ひなた直系かどうかはわかりませんが、かなりレシピは学んでいると思われます。焼き具合やタレの味、いい感じです。まるちょうは冷めないうちに。好物のはつ、いい脂感。肉々しさを中和するマカロニサラダ。いい流れです。
 お、ハムカツ、ハーフがあるのか。ひなたではお腹一杯になってしまうので頼みづらい献立ですが、ハーフなら最強です。きたきた、ハーフ。相変わらず肉厚。チーズも分厚い。マヨネーズとからしをからめて、日本酒に合わせます。この量なら美味しくただけます。ナイスな気遣いメニューです
 「北海」で魚介を堪能してからの「やんぐ」でやきとん。その間10秒の距離。これはテッパンのはしごルートです。ごちそうさま。さすがにもう帰ります。

やきとんやんぐ02やきとんやんぐ03
はらみ、はつ、まるちょう 各¥100      マカロニサラダ ¥300

やきとんやんぐ04やきとんやんぐ05

最寄駅 JR「板橋」・都営三田線「新板橋」(板橋区)
衛生感・落ち着き度 6
価格設定の適正度  8
料理の味・誠実度  7
好き度・リピート感 6

「facebook」CLIC → https://www.facebook.com/%E3%82%84%E3%81%8D%E3%81%A8%E3%82%93-%E3%82%84%E3%82%93%E3%81%90-159735687746340/

やきとん やんぐ 本店居酒屋 / 板橋駅新板橋駅下板橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7


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赤塚公園の緑に囲まれた「フットレスト」。ロケでよく使われる洋食屋です。

     
フットレスト170115_01ビーフタンシチュー
¥1,400

フットレスト
板橋 高島平/赤塚


 以前から気になっていた洋食屋さんです。赤塚公園の緑、道路沿いのバラ、お店の植栽に囲まれた、済んだ空気のお店です。店内、環境ともに素敵なロケーションです。
 おっと、いきなり。店員が知人でした。ドびっくり! 急に襟を正してみます。油断してた…。
 さて、洋食好物の私には悩ましいメニューだらけで困ったもんです。一体何を食べれば…。こういう時は、メニュー表より黒板メニューです。一番上の「ビーフタンシチュー」に目が向きます。安くはありませんが、このお店を信じてオーダーです。○○さん、お願いします。
 さすが煮込み料理、25分ほどかかりました。飲み屋の煮込みに慣れていた私には永遠のように感じましたよ。
 さていただきます。キャロット、ポテト、ブロッコリーに囲まれた、柔らかなタン。シチューというよりはソースといった方がいいでしょう。トマトベースのデミグラスといった感じ。底にはたっぷりパスタが横たわっています。じっくり煮込んだ、のコピー通り柔らかいタンです。4ピースのうち1ピースはちょっと堅かったですが、3ピースはほぐれていく食感でした。パンでソースをすくって食べ進めます。盛り上がってきました。もう知人のことは忘れていました。徹底的にソースをパンですくい尽くしています。タンは柔らかさだけで言えば他店でもあり得ますが、ソースとの絶妙なコンビネーションと、穏やかなロケーションによって、美味しさが増幅されています。
 思いがけなくいい洋食屋さんに出会いました。お客さんがひっきりなしに入店してきます。そして、夜がまた良さそうなカウンターもあるんです。電車で飲みに来ようかな。ごちそうさまでした。

フットレスト170115_03フットレスト170115_02
フットレスト170115_04

最寄駅 都営三田線「高島平」(板橋区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度  6
料理の味・誠実度  7
好き度・リピート感 7

フットレスト洋食 / 高島平駅新高島平駅

昼総合点★★★☆☆ 3.7


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海鮮、鶏、鍋、創作。板橋宿「ありっ武」で暖まっていきましょう。

     
ありっ武170114_01刺身盛り合わせ
¥1,280

ありっ武
板橋


 今宵は「ありっ武」で一杯です。地元で評判のいい創作居酒屋です。新鮮な魚介、大山鶏、豊富な創作料理。大勢で楽しみたいお店です。…が、今回は最少催行人数での訪問となりました。
 まずは、刺身です。単品でぶりや炙り〆鯖などをオーダーしようかとも思いましたが、盛り合わせの方がお得そうなので、ぶりを入れてとお願いし、盛り合わせにしました。びんちょうマグロ、分厚いぶり、〆鯖、塩辛チャンジャ。ナイスな盛りですね。特に、ぶり。歯応え抜群です。塩辛もいい存在です。もう日本酒が欲しくなりました。
 続いて、大山鶏を。自家製味噌の西京焼とは珍しい、それにしようか。いや、冠がついたありっ武チキンか。うーむ。ここは看板メニューのありっ武チキンでお願いします。出て来た料理は、でかい鶏がゴロゴロと6ピース。その上に、マヨネーズ、ガラムマサラ、粉チーズがトッピングされています。洋風ですね。直前に獺祭をオーダーしてしまいましたよ…。でもダイジョブ。私は日本酒でピザでもどら焼きでも何でもイケるのです。鶏、プリプリでいいですね。このプリプリで、西京焼も良かったかな。
 白子の天ぷら。塩でいただきます。モチモチです。いい肴です。
 栃尾の油揚げ。分厚い! 間に挟まれたチリソースとチーズ。和と洋のコラボ。油揚げは用途が広いです。美味い。しかし、ありっ武チキンとこの栃尾ピザで、もうお腹一杯になります。もっといろいろ食べたいのに…。もう少し一品一品のボリュームを下げてもらえると、もっとお酒がすすむのに。贅沢な話ですかね。
 メニューが豊富なので、何回も通わなければなりません。いい酒場でした。ごちそうさま。

ありっ武170114_06ありっ武170114_04
                      ありっ武チキン ¥700

ありっ武170114_02ありっ武170114_03
白子の天ぷら ¥680             栃尾の油揚げチーズチリソース焼き ¥580

ありっ武170114_05
〆のサービス「あら煮」

最寄駅 JR「板橋」都営三田線「新板橋」(板橋区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度  7
料理の味・誠実度  7
好き度・リピート感 7

ありっ武居酒屋 / 新板橋駅板橋駅下板橋駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7



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浅草来々軒直系「進来軒」伝説の醤油ラーメン。紫綬褒章では?

     
進来軒来々軒ラーメン01ラーメン
¥530

進来軒
千葉穴川


 日本の醤油ラーメン発祥と云われる「浅草 来々軒」は3代でその幕を閉じてしまい、私は食べた事がありません。しかしその3代目のもとで10年ほど来々軒を支えた方が、千葉で同じ味を継承し続けていると聞き、正月早々訪れてみました。現在、来々軒直伝の醤油ラーメンはこちら「進来軒」と「祐天寺 来々軒」しか提供していないようです。貴重な血統です。
 カウンターへ案内されました。女将さんは、他の客に対しても、カウンター席に案内することを申しわけなさそうに応対しますが、そんなこと決してありません、カウンターがいいんですよ。間近でご主人の舞を拝見できるんですから。注文はもちろん「ラーメン」にします。しかし…魅力的な献立が沢山ありますねえ。隣の客の茄子ピーマン肉炒め、向こうの客のチャーハン、テーブル客の天津飯…。一瞬間迷いましたが、ここはラーメンで! 鬼の形相でオーダーを伝えます。
 店内は客足が途絶えず、ご主人と女将さんのお2人が絶え間なく動き回っています。お二人の無駄の無い動きと息の合った流れるような仕事ぶりに、しばらく見とれていましょう。
 待つ事12分ほどで配膳されました。熱い丼ぶりを両の手でしっかり持って置いてくれます。熱いだろうに、プロですね。おお、これが、「ラーメン」か。全ての醤油ラーメンの原点か。感激。
 線の細いメンマ、場を和ませるうずら卵、牙城を守る朴訥な叉焼、そして主役の椅子に座する女神のナルト。鮮やかなブライトトーンのブラウンスープから、恥ずかしそうに顔を見せているのはストレート細麺。一子相伝(ではないが使ってみたかった)の直系ラーメン。一糸乱れぬど真ん中直球ラーメン。心して、いただきます。
 スープ。醤油の甘みを感じます。鶏、カツオの風味。自然食材から滲み出た脂。参りました。逃げも隠れもしない、ド直球。駆け引きゼロ、ド真ん中勝負。「普通」の何が悪い。「スタンダード」という個性。どんな流行や時代のうねりにも流されることはない、期待通りのスープ。嗚呼、美味い。
 麺。歯応えバツグン。防腐材・調味は無添加。ストレート形状。江戸っ子が蕎麦をズルズルっとすする、あの食べ方が一番むいています。小池サンが食べる、あの食べ方です。
 ナルトはモチモチ。味が染みたやさしい叉焼。ううーん。美味しい。あの人気ラーメン屋の味も、あっちのコッテリチャッチャ系も、みんなここから来てるんですか。感慨深いです。
 もし、来々軒のことを知らずにこのラーメンをいただいていたら、自分はどんな感想を持ったことでしょう。おそらく、味に関しては「普通」の評価だったと思います。あまりにも典型だからです。しかし、チャーハンに付いてくる「中華スープの素」みたいなスープと同じスープでラーメンを提供するその辺の中華料理屋とは明らかに一線を画す、深みのあるスープです。このなんだか深みのある「普通のスープ」が、醤油ラーメンの原点だという事実は紛れもないので、その稀少性と、後世への貢献度を踏まえて、高く評価したいと思います。
 ご主人、女将さん、ありがとうございます。益々お元気で、醤油ラーメンを提供し続けて下さい。私は遠いのでなかなか行けませんが…。ごちそうさまでした。

進来軒来々軒ラーメン02進来軒来々軒ラーメン04

進来軒来々軒ラーメン05進来軒来々軒ラーメン03
                      進来メン ¥700

進来軒来々軒ラーメン07進来軒来々軒ラーメン06
                      伝説のマスター

最寄駅 JR千葉〜モノレール2号線「穴川」(千葉市稲毛区)
衛生感・落ち着き度 5
価格設定の適正度  8
料理の味・誠実度 10
好き度・リピート感 8

ラーメンデータベース CLIC → https://ramendb.supleks.jp/s/9759.html

進来軒中華料理 / 穴川駅スポーツセンター駅天台駅

昼総合点★★★★ 4.0


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あたたかい一軒家、白ワインと富士山の溶岩焼きで友と語らう。

     
ポルトベッロ溶岩焼き01国産黒毛和牛
希少部位「ランイチ」の
溶岩グリル

2,980

ポルトベッロ
恵比寿


 今夜は藤沢からわざわざ出て来た知人と、年の瀬の語らいです。昨今やたらと隠れ家隠れ家って表現する風潮がありますが、「ポルトベッロ」は逃げも隠れもせずあたたかい熾熱燈で路地を照らし、私たちを迎え入れてくれます。ただ「家」というのは当たっています。なんとなく親戚の家に来た心持ちにさせてくれる雰囲気があります。
 2階へ案内されました。テーブルにはランタンが置かれ、光の扱いに北欧の美意識も感じられます。店員はみな若いですが気配りに長けています。
 まずアヒージョをいただきます。ぼんじりと下仁田葱。特に葱がいいですね。バゲットにのせていただくと、意外にもよく合います。
 続いて「北海うにの濃厚クリームパスタ」。うにはちゃんと姿をとどめています。塩っ気とほのかな苦みとクリームの甘み。まろやか。コクがあるパスタです。美味しいです。生パスタなので、麺に弾力があります。モチモチというより「ムチムチ」です。
 もうひとつパスタを。「自家製燻製太刀魚とちりめんキャベツ、カラスミのアーリオオーリオ」をいただきます。ちりめんキャベツはフランス原産で葉がちりめん状の波形があります。思ったより歯応えがあります。また苦みもあります。カラスミが塩味を出します。こちらも麺がモッチモチです。
 メインは「希少部位 ランイチの溶岩グリル」。メインはすべて溶岩焼きです。お店の方によると、プレートの溶岩は、富士山のものを使用しているそうです。ランイチはメディアムレア。牛の尻尾近くの背肉です。ランプとイチボの中間部位でしょうか。赤身です。他の部位に比べて一頭からとれる量はかなり少ないそうです。
 焼きすぎるとドリップが出てしまうので、お早めにどうぞ、とのことです。ではいただきます。脂身やサシはほとんどないのでさっぱりしています。牛らしい噛み応えはありますがしかし柔らかく、旨味が口に広がります。わさび、ハーブ塩でいただきます。塩の方が好みです。口に残る筋っぽさがないので、あっという間に食べてしまいます。
 溶岩焼きプレートが下げられた後のテーブルからは、湯気がモウモウと上がっています。相当熱いプレートだったんですね。テーブル大丈夫でしょうか。
 恵比寿の表通りが目まぐるしく様変わりする中、外の世界を忘れて静かに友と今年を語れる、こういうお店は貴重です。また来よう、と普通に思います。ごちそうさまでした。

ポルトベッロ溶岩焼き03ポルトベッロ溶岩焼き02
北海うにの濃厚クリームパスタ ¥1,980 自家製燻製太刀魚とちりめんキャベツ、カラスミのアーリオオーリオ ¥1,480

ポルトベッロ溶岩焼き04
鶏ぼんじりと下仁田葱のアヒージョ ¥780

最寄駅 JR・都営 線・メトロ 線「」(区)
衛生感・落ち着き度 10
価格設定の適正度  8
料理の味・誠実度  8
好き度・リピート感 8

ポルトベッロイタリアン / 恵比寿駅広尾駅

夜総合点★★★★ 4.2


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オビキン

Author:オビキン
真冬でもキンキンに冷えたビール。

Gourmet
★殿堂メニュー
悶絶メニュー。何度でも食べたい逸品。
グルメ度数 10点満点
●衛生感・落ち着き度 → 居心地や対応の良さの度合い
●価格設定の適正度 → 素材や調理法と価格の釣り合い
●料理の味・誠実度 → 美味しさと作り手の誠実さ
●好き度・リピート感 → その土地に再訪する時の高揚感
Gardening
 庭やコンテナのガーデニング、野菜栽培の記録や、園芸店の紹介をします。自庭の花場は日陰なのでかなりシブい植物ラインナップです。寄せ植えが得意分野です。
Art&Design
 展覧会の鑑賞メモ、おススメ美術館、お気に入りデザイングッズなどを紹介します。
Travel & Sampo
 散歩や旅の記録です。過去の分もさかのぼって順次アップします。

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