勝負ランチ グルメと散歩、たまにガーデニング。あと、アート。

六本木,表参道 周辺 勝負ランチ

創業から40年超、老舗インド料理「モティ」のハイドラバディ。

     
モティ_インド料理_六本木_カレー033チキン ハイドラバーディ
¥1,250

モティ 六本木
六本木


 六本木の春は、樹々やファッションでその訪れがわかります。しかし私の体調は冬の時代、こんなつらい時はスパイスでスタミナをつけましょう。

 見上げたビルの3階、インド料理の「モティ」があります。1978年創業なのですでに40年以上の歴史を持つインド料理の老舗です。エレベータが開くとそこは別世界、オリエンタルな空間が広がります。
 夜はいろなメニューがあるようですが、ランチはやはりランチメニューのみ。その中から一番このお店らしいものを探し出す選球眼が大切です。

「チキン ハイドラバディ」¥1,250

モティ_インド料理_六本木_カレー01

 オーダーから3分程で提供されました。お、この赤は…オリジナリティ感が出ています。普通のインネパ系のチキンやバターチキンはたいてい色や質感が同じ感じなのですが、ここは一味違いそうです。

 む、やはり。独特のガラムマサラです。クローブ、シナモン、カルダモン、チリなど、目新しいスパイスやハーブを使った料理ではないのですが、その配合は絶妙です。上品な辛味が身体を貫きます。薬膳の味でもなく、パクチー臭くもなく、それでも独特の風味があります。おそらくハーブの丁合がいいのでしょう。

モティ_インド料理_六本木_カレー02

 しかし辛さの中に甘さも潜んでいますね。ココナッツミルクの味は少ないのですが…調べてみるとどうやらナッツ類がすり潰されているようです。このマイルドな食感の元はナッツですか。

 スパイスやハーブはインドからの直輸入で、アーユルベーダに基づく料理だということです。ですからこのお店の肉料理は羊と鶏しか使用しません。

 チキンはゴロゴロと5、6ピース。少し硬めです。

モティ_インド料理_六本木_カレー03

 とても家庭的な暖かみを感じるカレーです。尖った個性ではありません。普段通りですが何か? といった味なんです。これは、ここが夜が楽しみなお店であることを示唆します。さすが、この激戦区で40年も続くにはワケがあるんです。
 ごちそうさまでした。

最寄駅 都営・メトロ「六本木」(港区)
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度  8
料理の味・誠実度  8
好き度・リピート感 8

「モティ」HP CLIC → http://www.motijapan.com/

モティ 六本木店インド料理 / 六本木駅乃木坂駅麻布十番駅

昼総合点★★★★ 4.0



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原宿のシズル感。「しずる」のハラミ+麦ご飯。

     
しずる_原宿_焼肉_牛タン_麦ご飯011ハラミ焼き定食
¥1,080

しずる
原宿明治神宮前


 桑沢の卒展に行く前に、腹ごしらえ。明治通りを渡り、表参道の喧騒から離れて路地をずんずん入っていくと、右手の小路にこちら「しずる」が見えました。
 厨房は長い金髪を結んだ男子たちが肉を焼き、フロアは竹下らしいファッションの女子たちが給仕をしてくれます。お客さんも皆さん自分がファッションリーダーだと言わんばかりのスタイル。おいらはラッパー、オレは業界人、僕はデザイナー…。私は俄然浮いています。

 牛タンを麦とろで食べるのがイチ推しらしいのですが、お店の雰囲気を察すると、人気があって回転が早く常に新鮮な材料を仕入れていそうな肉が当たりだと感じ、目をつけたのは「ハラミ」のステーキ。吉と出るか凶と出るか。

「ハラミ焼き定食」¥1,080

しずる_原宿_焼肉_牛タン_麦ご飯03

 麦ご飯でした。よかった。スープは何と牛テール。これも嬉しい。
 ハラミ焼きは、メニュー表のイメージで勝手に鉄板に乗せられてくるのかと思っていましたが、プレートでの提供でした。タレは、焼肉ダレか塩ダレか選べるのですが、ここは肉の鮮度を信じて塩でいきました。

しずる_原宿_焼肉_牛タン_麦ご飯01

 肉のドリップ(ミオグロビン)が皿に滲み出て、もやしが紅く染まります。ちょっと見た目が微妙になってもやしが可哀想になりました。これは解凍肉の可能性が高いですね。そりゃそうですね、一度も冷凍してない肉なんてなかなか手に入りませんから。しかしドリップの色が濃い赤なので、新鮮な部類に入ります。
 肉は、良い。何しろ柔らかい。表面だけ焼かれたほぼミディアムレア。肉の赤い断面が食欲を掻き立てます。吉、と出ました。ただドリップが大量に流れてしまったので旨味は少し出てしまっています。
 味付けは…薄いですね。焼肉ダレの方が良かったかな。でもハラミそのものの味がよくわかります。いい肉ですよ、とても。肉厚なのに柔らかいハラミなんです。

しずる_原宿_焼肉_牛タン_麦ご飯02

 麦ご飯が肉を軽くしてくれます。ハラミとよくマッチします。いい組み合わせですね、ハラミと麦。これが麦芽ホップ入り炭酸水なら、なお良いのですが。

 バターとドリップが混ざって固まったのが皿底に溜まります。塩焼きというよりバター焼きでしたね。この固まったやつを見ると、身体にいい料理を信条とするグルメさんには信じられない料理でしょうね。

 学生街の食堂とは、同じ肉ランチでも空気が違いましたね。ファッションリーダーたちがタバコふかしながらハラミを食べにくるお店でした。原宿、なんですね。
 っと、厨房の奥から恰幅のいいボスが出て来ましたよ。人の好さそうなボスです。ちゃんと、店の柱は必要なんです。納得です。ごちそうさまでした。

しずる_原宿_焼肉_牛タン_麦ご飯04

最寄駅 JR「原宿」・メトロ「明治神宮前」(渋谷区)
衛生感・落ち着き度 6
価格設定の適正度  7
料理の味・誠実度  5
好き度・リピート感 5

しずるステーキ / 明治神宮前駅原宿駅表参道駅

昼総合点★★★☆☆ 3.4



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考えるな感じろ。ドラゴン炒飯+焼餃子+ビール、至福の「赤坂 珉珉」。

     
珉珉_赤坂_餃子_ドラゴンチャーハン011餃子
¥540

赤坂 珉珉 みんみん
赤坂/青山/乃木坂


 平日の17:30、予約の札はたくさん立っていますが、1人なら普通に入れました。19:00までの限定でしたが全く問題ありません。…いや、私以外の席は全て予約なので、ギリギリでしたね。

 21_21「民藝展」の後、広場のイルミネーションのショーを見てから来ました。あの辺りはカップルや女子やオバちゃんたちで一杯でしたが、「珉珉」の一角はサラリーマンや飲兵衛で一杯です。ご常連も多いですね。

 厨房の人数が多いです。そういうお店は正解なんです。ストレスフリーですから。
 普通にチャーハンを頼んだら店員さんに「普通のでいいですか?」と聞かれました。普通じゃないのってどんな?と聞くと「一番人気はドラゴン炒飯で…」「ドラゴン炒飯お願いします」。

珉珉」という屋号は、ここ赤坂店と四谷三丁目店の「珉珉」、大阪発祥で東京を含め50店舗以上を擁するチェーン店「珉珉」、吉祥寺の人気店「珉珉」があるようです。ひらがなの「みんみん」も宇都宮を中心に展開されていますね。

「焼餃子」¥540
「ドラゴン炒飯」¥810

珉珉_赤坂_餃子_ドラゴンチャーハン01

 憧れの珉珉の焼餃子。つけダレはお店の方に作っていただきました。なんと、お酢と胡椒のみ!お酢は苦手なんだけど…しょうがない、郷に入っては郷に従え、です。

珉珉_赤坂_餃子_ドラゴンチャーハン02

 すごい肉汁だ!溢れ出してくる。ああもったいない勿体ない。どんなに大きくても一口で食べるべし!しかもちゃんと口を閉じてから噛まないと、口からドピュッと出ますよ。
 これは、美味いとかいうより「すごい餃子」です。繊細ではありません。豪傑。愉快。ファンが多く付くのがわかります。夜に来て正解、ビール無しで食べるなんて無理ですよ。

珉珉_赤坂_餃子_ドラゴンチャーハン03

 おわっ、すごいボリュームです。ビール飲みながらこんなに食べられるか不安になります。しかし私には時間が1時間以上あります。ゆっくり制覇しましょう。
 何がドラゴンなのか。このニラの量でしょうか。あるいは目に見えぬニンニクでしょうか。油は少なめでどちらかといえばパラパラ系炒飯といえます。味もそれほど塩っ気はなく薄めの味付けですが、ニラなどの香り強き具材によって個性強きチャーハンに仕上がっています。おいおい、美味しいぞこれ。はじめに出てきたお通しとよく合います。
 ただやっぱり量が多いのでビールとの併用が厳しくなってきます。ゆっくりいただきましょう。

珉珉_赤坂_餃子_ドラゴンチャーハン04

 餃子とチャーハンとビール。勢いに任せた生き方はいろいろな意味で寿命を縮めますが、仕方がない時もあるんです。今がその時です。やめられない止まらない。

 約30分かけて完食しました。何しろ美味しい餃子そしてチャーハンでした。腹一杯。ごちそうさまでした。

珉珉_赤坂_餃子_ドラゴンチャーハン05

最寄駅 メトロ半蔵門線「青山一丁目」千代田線「乃木坂」(港区)
衛生感・落ち着き度 4
価格設定の適正度  8
料理の味・誠実度  8
好き度・リピート感 8

みんみん中華料理 / 乃木坂駅青山一丁目駅赤坂駅

夜総合点★★★★ 4.0



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オンライン尾崎さんの、ネタが沈む鮨。六本木「鮨 由う」に酔う。

     
鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎101★殿堂メニュー
プリン巻き
コース ¥15,000

由う
六本木


 世の中にはいいお店がたくさんあるんですねえ。
 六本木 由う」さんに初めての訪問です。約一ヶ月前にネット予約をしていました。カウンターに座り、緊張の面持ちで空気を読むことに集中します。しかし心配は無用、大将が気さくに場を和らげてくれます。

 大将はインスタ派で、客のインスタによる販促を狙っています。だから料理を撮影することに寛大です。常にインスタやfacebookをチェックしているので「オンライン・オザキ」と呼ばれているそうです。また客の顔を覚えるのが超苦手らしく、したがって一見客も二度目以降の客も同等に接して下さいます。面白い大将です。

 まず始めに、コース外の追加があるか聞かれます。本日は、生牡蠣、のどぐろなどが追加できるそうです。コース全体の量がわからないのでやめておきましたが、他の方が追加した生牡蠣、美味しそうだったなあ。
 のどぐろは対馬のブランドのどぐろ「紅瞳(べにひとみ)」だそうです。これを食べたらなかなか他ののどぐろには触手できないと大将が豪語しています。

 今夜は基本の15,000円コースをいただきます。今夜の献立を一気に紹介しておきます。

(肴)

生クリームとトウモロコシと牛乳の嶺岡豆腐

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎01

長崎のクエ りざけ掛け

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎02

握り巻き 石川の香箱ガニ 函館のムラサキウニ 有明の海苔

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎03

東京湾のタチウオ

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎04

富山県氷見の寒ブリ 中トロの横の部分と、大トロ

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎05

子持ち昆布の天ぷら

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎06

茶碗蒸し 昆布ダシと醤油に漬けた海苔 シャリ混ぜ

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎08
鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎09

プリン巻き 裏ごしあん肝とシャリ

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎10
鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎11


(握り)

かすごダイ 幼魚

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎12

スミイカ と ゲソ焼き

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎13

釣りアジ あさりネギ しょうが あさつき にんにく使用なし

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎14

まぐろ赤身

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎15

まぐろ中とろ

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎16

コハダ

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎17

あおさ海苔入り卵焼き ごま油

ムラサキウニとイクラの丼

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎18

穴子

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎19

海老頭出汁の味噌汁

以上です。
なんと献立の多いこと! 価格に見合わぬオールスター。しかし部位や味付けが全て上品なので、膨満感は適度です。女性でも大丈夫です。

 すべてシャリが赤身を帯びていますが、赤酢なんだそうです。
 では特筆すべき献立をいくつか紹介します。

「嶺岡豆腐」
 嶺岡豆腐とは牛乳を使った寄せ豆腐の総称です。ここではトウモロコシと生クリームを混ぜた、優しくクリーミーな豆腐です。まず他では食べられない渾身の一発です。これだけで半合は飲めます。

「握り巻き」
 香箱ガニ、函館ウニ、有明海苔のジェットストリームアタック。一口で食べるなんてもったいないよう。大将は海苔の風味にこだわりを持っていることがわかってきます。

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎03

「プリン巻き」
 あん肝を裏ごししてシャリと混ぜたものです。あん肝=プリン体、ということでプリン巻きだそうです。ハッシュタグ付けてアップして欲しいそうです笑。

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎11

 大将はご自分では日本酒は飲まないらしいのですが、お酒に詳しいんです。さすがです。おもてなしのために貴重なお酒がたくさん用意されています。

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎07
鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎20

 また、大将は相当「海苔」にこだわっています。生海苔の香りを大切にしています。あおさ海苔も絶品でした。

 はて、先程から何か他の方たちと出される料理が微妙に違いますね。私には太刀魚(これも脂ノリノリでめちゃくちゃ美味しいんです!)でしたが、他の方は「のどぐろの串」が出されています。大好物なのに…。
冷静に考えれば、皆さんのコースがワンランク上なんですね。私との違いを具体的に言うと…
・太刀魚がのどぐろになる
・まぐろ大トロがプラスされる
・車海老の握りがプラスされる
ことです。大トロが私の前にだけ来なかった時はかなりショックを受けましたが、後から考えればそういうことだったんですね。

 引き続き特筆を。
「うに いくら丼」

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎18

「まぐろ中とろ」
 ネタが、沈むんですよ。大将は口もよう動きますが、手わざも見逃せません。何が凄いって、よくテレビで有名な寿司職人の特集をする時に「ネタが沈む」握りを披露してますが、このオンライン 大将の鮨も、置かれた後スーッと沈むんです。シャリを空気ごと優しく握っているんですね。神業です。

鮨由う_六本木_ミシュラン_尾崎16

 最後は海老頭の出汁の味噌汁でシメ。これが身体中あったまって美味しいんです。身も心もポカポカで、お会計です。

 現在、開店2周年記念ということでお土産もいただきました。こんな清々しい満足感に満たされて帰途に着けるなんて。素敵な夜をありがとうございました、大将。季節が変わる頃、またお伺いできれば幸いです。ごちそうさまでした。

最寄駅 都営・メトロ「六本木」(港区)
衛生感・落ち着き度  9
価格設定の適正度  10
料理の味・誠実度  10
好き度・リピート感 10

「鮨 由う」twitter CLIC → https://twitter.com/hashtag/%E9%AE%A8%E7%94%B1%E3%81%86

「鮨 由う」facebook CLIC → https://www.facebook.com/pages/%E9%AE%A8%E7%94%B1%E3%81%86/1761029367551530

鮨 由う寿司 / 六本木駅六本木一丁目駅乃木坂駅

夜総合点★★★★★ 5.0



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冬は上海蟹! 感性と技術が炎の中でマリアージュ、南青山「ミモザ」。

     
ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華011期間限定 上海蟹コース
¥12,000(税抜)

MIMOSA ミモザ
南青山表参道



 屋号が書かれた小さな表示の右側にドアノブらしい突起を発見し、引いてみるとやはりそれが扉でした。ドラクエのような謎解きの入り口です。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華10
ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華11

 明る過ぎない落ち着いた店内、ですが厨房ではすでに南シェフが炎を上げています。コース料理は2種類あり、今夜は季節のコースをお願いしました。念願の上海蟹づくしのコースです。オールド上海(老上海)の料理がいただけるとのことです。老上海とは歴史的にいつ頃のことなのでしょうか。ヌーベルシノワとの対比でしょうか。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華12

「金華ハムと大根の中国パイ包み」
 いきなり美味。大根ってこんな食感に変身するものなんですね。マッシュポテトのような食感です。これからの展開に期待が膨らむ前菜です。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華08

「海老の春巻き」
 こんなに綺麗に畳まれた春巻きは初めて見ました。海老の香りが立つ具です。パリパリの皮で音を楽しめる料理です。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華06

「ピータン豆腐と薫香」
 ピータンにガリを合わせるとは。しかも、合う。攻撃的オーダーでどんどん攻めてきますね。

「蟹の卵 湯葉巻き」
 目をつぶって食べたら何なのかまずわからないと思います。いろいろな味が複雑に絡んでいます。確かに、外側は湯葉で、具は卵の味がします。これが本当の蟹玉ですね。ソースも美味い!

「真イカとネギのオイル和え」
 なんだあ、この料理。こんなにシンプルなのに、こんなに美味しくできるのか。すごいな、これ。美味過ぎる。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華07

上海蟹みそ大団子」
 その名の通り大きな肉団子です。上海蟹の蟹ミソが練りこんであり、確かに濃い蟹の味がします。そしてハンバーグ並みにボリュームがあります。しかし複雑な味のスープですねえ。もはや解析不能です。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華05

「卵とトマトのスモーク炒め」
 先ほど厨房で大きな炎が上がっていたのは、この料理だったんですね。中華鍋で具材を放り上げる時に大きな炎に包ませることでトマトを瞬時に燻す、という大技です。こんな香りの料理は初めてです。本当にスモーキーな香りです。ところが味は甘いんです。南シェフの驚きの技術ですね。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華04

上海蟹の豆鼓(トウチ)炒め」
 さあメインです。甲羅、足、爪…。上海蟹のすべてが集結です。おおーっ、おおおーっ!いろいろな部位がそれぞれの役割を発揮して、旨みを持ち寄っています。淡白であるはずの蟹が、深みのある味となっています。特に甲羅部分、ミソと肉と豆鼓が絡み合って化学反応が起きています。上海、万歳! 生まれ変わったら上海の嫁をもらうぞ!

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華03

「上海蟹みそのせ 葱油拌麺(ばんめん)」
 シメの料理は、見たこともない油そばです。拌麺(ばんめん)とは、まぜそばのことらしいです。トッピングされているのはやはり上海蟹の果肉。葱油か、XO醤かオイスターソースか、ただの油の味でほありませんよ。なんだこのそばは。風味といい味付けといい食感といい、こんなまぜそばは知りません。物凄い旨み。これは美味すぎる! 縮れ細麺もよく合っています。これは参りました。蟹みそ、万歳! 底に溜まっている油だけ飲むとちょっと胃に来ますが…。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華02

「デザート」
 デザートは2種。揚げプリンの砂糖きな粉掛けと、バジルのシャーベット。これ、プリンというより餅ですね、この弾力は。きな粉には砂糖がまぶしてあって甘い仕上げです。
 帰途に着いて30分ほど経つと、急に膨満感が押し寄せます。この揚げプリンの仕業です。食べている時には気がつきませんでしたが、ボリュームあるデザートなんです。

ミモザ_表参道_南青山_上海料理_中華09

 これでコース終了。いやああ、大満足。1杯の上海蟹でこれだけの味を創りあげる南シェフの上海料理、唯一無二です。ものすごい料理と出逢ってしまいました。ボリュームもさすが中国料理のおもてなし、お腹一杯です。
 軽装で行ける高級料理「ミモザ」。忘れられない食事となりました。ごちそうさまでした。

最寄駅 メトロ「表参道」(港区)
衛生感・落ち着き度 9
価格設定の適正度  9
料理の味・誠実度  10
好き度・リピート感 10

ミモザ」ホームページ CLIC → http://www.mimosa-aoyama.com/

ミモザ上海料理 / 表参道駅外苑前駅明治神宮前駅

夜総合点★★★★★ 5.0



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オビキン

Author:オビキン
真冬でもキンキンに冷えたビール。

Gourmet
★殿堂メニュー
悶絶メニュー。何度でも食べたい逸品。
グルメ度数 10点満点
●衛生感・落ち着き度 → 居心地や対応の良さの度合い
●価格設定の適正度 → 素材や調理法と価格の釣り合い
●料理の味・誠実度 → 美味しさと作り手の誠実さ
●好き度・リピート感 → その土地に再訪する時の高揚感
Gardening
 庭やコンテナのガーデニング、野菜栽培の記録や、園芸店の紹介をします。自庭の花場は日陰なのでかなりシブい植物ラインナップです。寄せ植えが得意分野です。
Art&Design
 展覧会の鑑賞メモ、おススメ美術館、お気に入りデザイングッズなどを紹介します。
Travel & Sampo
 散歩や旅の記録です。過去の分もさかのぼって順次アップします。

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