勝負ランチ グルメと散歩、たまにガーデニング。あと、アート。

全国 勝負ランチ

自分史上三指に入る好きな店。至福の楽園「八重勝」。

     
八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_011牛肉串かつ
¥300

八重勝
大阪 新世界


 大阪に来る意義はここ「八重勝」に集約されます。今回で4度目の訪勝です。初めて夜に来たのですが、並んでますねー! 間に一件挟んで、少し列が短くなったの見計らって、いよいよ並んでみました。ああ、楽しみ。新世界も最近はホントに外国の方が多いですね。

八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_08

 このお店のどこが好きなのか。店員が多いこと、店員のぶっきらぼうながら実は優しい対応、カウンターで串カツを揚げる劇場を目の当たりに出来ること、ころもが薄いのでオーダーしたらすぐに提供されること、ソースが少し辛味であること、ころもがそのソースを肌身離さず染み込ませてくること、そして…素晴らしく美味しいこと。あと、朝10:30からやっていること、油もころもも重くないので朝ご飯にも適していること、だからたくさん食べられること、ビールが冷えていること、安いこと、新世界で飲んでいることを実感できること…などなど挙げればキリがありません。

 並ぶこと10分。八重勝は独り客だからといって一つ席が空いても入店はできません。公平に順番を待ちました。

 いよいよカウンターへ。まるで高級なストリップでも見に来たかのような高揚感と罪悪感。また来ちゃった…。ストリップ、行ったことありませんが。
 両隣とも初来店客らしいので、偉そうにレクチャーをしてしまいました。興奮を共有したかったんです。

で今夜いただいたのは…

・牛肉串かつ ¥300

八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_02

・なすび ¥100
・チーズ ¥150

八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_01

・玉ねぎ ¥100

八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_06

・玉子 ¥100

八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_04

・きす ¥300

八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_03

・ウィンナー ¥150

八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_05

 二軒目にしてはたくさんいただきました。先ほども述べたように、重くないのでスイスイ胃に入っていくんです。
 しかし幸せな時間はそう長くは続きません。いよいよお腹が一杯になってきました。ああ…今夜はこれで終わりか…。残念でなりません。また次いつ来られるかわからない。遠距離恋愛の苦しみ。後ろ髪引かれてお勘定です。ああ…ショーの終わり

 でもここはどんどん若い店員が引き継いでいるので、閉店してしまう恐れは少ないです。そこだけが頼みの綱なんです。
 私にとってのディズニーランド、新世界「八重勝」。今回もありがとう。素晴らしきこの世界に。

八重勝_大阪_新世界_串カツ190804_09

最寄駅 地下鉄御堂筋線「動物園前」(大阪市浪速区)
衛生感・落ち着き度  8
価格設定の適正度  10
料理の味・誠実度  10
好き度・リピート感 10

八重勝串揚げ / 新今宮駅前駅動物園前駅新今宮駅

夜総合点★★★★★ 5.0




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撮影禁止ディープゾーンの番頭、立ち飲み「ホルモン やまき」。

     
やまき_ホルモン_立ち飲み_今池_鉄板焼き011キモ
¥70

ホルモン やまき
大阪府 今池 西成


 知旅の恥はかき捨て。阿倍野から今池を歩くと驚きの連続だった。新しい高層マンションが乱立し、そのエリアを抜けた一段低い土地には日本最大級の「遊郭街」、その名も「青春通り」だ。全ての小屋のトビラは開け放たれ、私が通ると店頭座敷に観音のようにおわします若い娘さんからお誘いがかかる。如来ではなく女来である。このお声掛けが百数メートル数十軒続き、さすがに我慢負けしてフラッと身体が傾きそうな頃に飛田本通商店街に突き当たる。この遊郭道と並行するのは軒並みシャッターが閉まったアーケード、新開筋商店街。ここから先、元気なのはカラオケ居酒屋。これもすごい店舗数が軒を連ね、そして全てのカラオケが稼働し、店々からはおっちゃんたちの元気な歌声が聞こえてくる。真っ昼間から街には活気があふれる。その先の今池駅周辺に出ると、今度はホルモン焼き屋が多くなる。さらに真っ直ぐ進むと萩之茶屋商店街の入り口に、のぞかずにはいられない鉄板焼き立ち飲みがあった。

 後に知ったことだが、ここから先の地区は写真撮影をしてはならないエリア「あいりん地区(釜ヶ崎)」。それってここだったのか。危なく知らずに胸からカメラぶら下げて闊歩するところだった。どうなっていたか…想像がつかない。旅の恥はかき捨て、どころではすまないだろう。様子を見に少し立ち入ったが、確かに旅の者が不用意に観光する雰囲気ではなかった。東京の三谷、泪橋の辺りとはまた違う空気感がそこにはあった。西成とはこの辺りのことだったのか…。

 さて、その入り口にある立ち飲みは「ホルモン やまき」という屋号だ。ここまでは観光客でも大丈夫であろう。屋台スタイルに近い「やまき」の人だかりに潜り込んでみよう。

やまき_ホルモン_立ち飲み_今池_鉄板焼き07

 しかしここも結構ディープ。ご年配の大将が鉄板に次から次へと肉を放る。煙に巻かれるその正体は、一つはホルモン串。テッチャンだ。もう一つは得体の知れない内臓だ。大将の背後に貼ってあるメニューを見れば、食べ物は2種類しかない。「ホルモン」¥70、「キモ」¥70。つまり得体の知れない内臓のかたまりは、レバーだ。

やまき_ホルモン_立ち飲み_今池_鉄板焼き04

 オーダーの仕方は、飲み物をコールすれば大将が出してくれる。缶ビールはちゃんと冷蔵庫から出される。次いで「ホルモン」は自分で「もらうよ」などと申請して自分で鉄板から串を取り上げる。食べ終えた串は自分の前に置いておくルール。

やまき_ホルモン_立ち飲み_今池_鉄板焼き06

 「キモ」は大将に伝えなければ食べられない。伝えると、レバーのかたまりの山から大将が一欠片取り出し、ヘラでいくつかにカットしてくれ、それが目の前の鉄板に差し出される。これを串で刺していただく。要するに、串の数で勘定している。

やまき_ホルモン_立ち飲み_今池_鉄板焼き02
やまき_ホルモン_立ち飲み_今池_鉄板焼き01

 自分の近くにあるタレにどぶっと漬けていただくようである。このタレ、見ていると、一味唐辛子、にんにくが時折大量投入されている。命のタレ、である。これに串やキモを一度くぐらせていただく。
 あっ。うむっ!これは!美味いっ!特にレバー。いや、キモ。この雰囲気が後押しをしていることもあるが、シチュエーションが変わっても絶対に美味いぞこれは。ただ、なんとなくこのキモはレアでは食べてはならない気がする。この下味のタレと、鉄板での焼き具合と、漬けダレの三拍子揃ってこそである。参った。

やまき_ホルモン_立ち飲み_今池_鉄板焼き05
やまき_ホルモン_立ち飲み_今池_鉄板焼き03

 今日はおそらくいつもに比べて客が少ないのではないか。この強烈な熱射日。逆に私には運が良かったといえる。普通に自分のペースで滞在できたから。
 大抵の客は20分と滞在しない。チャッと食ってチャッと帰る。ご常連は新参客や大将との輪を大切にしながらようしゃべっている。大阪らしい雰囲気だ。大将は黙々と焼いているがやはり大阪人、たまにご常連に「なんでやねん」とか「あるかいな」とか小声ではにかんでツッコんでいる。

 今池の番人「やまき」。ここから先は大人の世界だ。私は先へは進めない。なぜなら入口に「やまき」があるから。

最寄駅 阪堺電気軌道「今池」(大阪西成区)
衛生感・落ち着き度 4
価格設定の適正度 10
料理の味・誠実度  8
好き度・リピート感 8

やまき 今池店ホルモン / 今池駅今船駅萩ノ茶屋駅

昼総合点★★★★ 4.1



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まぶしすぎる「まぶし丼」。開きは関東、焼き関西。豊橋の老舗「羽子吾」で旅納め。

     
羽子吾_うなぎ_寿司_豊橋01うなぎ まぶし丼
¥1,700

うなぎ 羽子吾 はねご
愛知県豊橋



 長かった飯田線の旅もここ豊橋で終点。疲れた…。豊橋鉄道路面電車を横目にロータリーを渡ると、大きな壁看板が見えます。「うなぎ 寿司 羽子吾」、そそる看板が胸に刺さります。1921(大正10)年開業、今年で創業97年の超老舗です。関東大震災より前ですよ。行ってみます。風に揺れる暖簾をくぐりました。
 
 店内の様子は、寿司屋ですね。カウンターのネタケース、壁に書かれた握りのお品書き。しかしメニュー表を見ると、ひつまぶしやうな重なども種類が多く用意されています。せっかくの愛知、まぶしをいただきたいですね。

 この記録的な酷暑の日に、持つのもアツいおしぼり、持つことができないアツいお茶を出して下さいました。ガンコ親父の寿司屋の様相ですよ。実際に大将はてやんでい調の語り口です。大将は3代目、奥さんと喧嘩しいしい包丁を守っています。4代目は厨房の中で、和食料理を担当して腕をふるっているそうです。

うなぎ まぶし丼」¥1,700
 所得税で日本に貢献する富裕民ではないので、ひつまぶしには手が届きません。私にはこれで精一杯のぜいたくです。「まぶし丼」、私にはまぶしすぎます。
 またしてもアッツアツのお吸い物。熱いものを提供することがおもてなし、の世界観です。

羽子吾_うなぎ_寿司_豊橋02羽子吾_うなぎ_寿司_豊橋03
                      中にぎり寿司 ¥1,500

 うなぎ1/3匹のサイズだそうです。焼き加減が関西風で、焦げ目が強いですね。蒸らしていないのでサクサクの食感です。う、うみゃい。まぶし丼はひつまぶしと違ってわさびやねぎがつかないので、ひとつの味で食べ進めます。お茶漬けセットもありましたが、どうもうなぎを茶漬けで食べるのに抵抗があるんです。だって、うなぎを水浸しにしてしまうなんてもったいないじゃないですか。鰻の味が半減してしまうじゃないですか。無理です、私には。生まれつきのビンボー性なんです。
 見た目ではわからなかったのですが、どうやら背開きだったようです。関東風です。開きは関東、焼き関西。
 タレがかなり甘いんです。私は甘いタレは好みですが、甘すぎると思う人もいるでしょうね。私はおかげでご飯も美味しくいただけます。タレが染みたご飯、最強ですね。このご飯でカレーを食べたいです。このタレ、昭和23年にこの場所に店を構えてからずっと継ぎ足されているタレだそうです。すごい歴史のタレです。

羽子吾_うなぎ_寿司_豊橋04羽子吾_うなぎ_寿司_豊橋05

 老舗のうなぎ、しかと胃で受け止めました。その歴史、おろそかにはしません。3代目、4代目、これからも豊橋で疲れた旅人の体と舌を慰めるべく、美味い寿司とうなぎを提供していって下さい。
 三河の食材にこだわる、寿司とうなぎの羽子吾。いいお店でした。美味しかったです。ごちそうさまでした。

最寄駅 JR東海道線「豊橋」(愛知県豊橋あ)
衛生感・落ち着き度 6
価格設定の適正度  7
料理の味・誠実度  8
好き度・リピート感 6

「うなぎ 羽子吾」ホームページ CLIC → http://www.hanego.net/

寿司・うなぎ 羽子吾うなぎ / 駅前駅豊橋駅新豊橋駅

昼総合点★★★☆☆ 3.8



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海の幸、山の幸、赤い蜂! 地元料理とご常連が温かい酒場「飲み処 おぐろ川」。

     
飲み処おぐろ川_飯田_蜂の唐揚げ01赤ハチの唐揚げ
¥時価

飲み処 おぐろ川
長野県飯田


 旅の醍醐味のひとつは、地元の飲兵衛が集まるいい酒場を探り当てることです。……
 鉄道マニアの間で絶大な人気を誇りながら、195.7kmに94駅を擁するため「過酷な路線」として君臨する「JR飯田線」の旅に出ました。JR総武線の各駅停車でも千葉〜三鷹間は60.2km、39駅ですよ。距離は3倍以上で、これがずーっと山間部を走り続けるのです。それ以前に、起点である愛知県「豊橋」駅か長野県「辰野」駅に行くのがこれまた大変なんですよ。覚悟を決めて、いざ。

 頑張れば東京からの日帰りも可能ではありますが、そんなストイックに乗り継ぐより、中間の拠点「飯田」で一泊することにしますよ。なにしろ「青春18きっぷ」で新宿から各駅停車で来てますからね。途中泊もバチはあたらないでしょ。

 高地とはいえ今年の夏はハンパないらしく、飯田の家電商店ではクーラーの仕入れが全然間に合っていないそうです。そんな暑い夕暮れの市街地を、嗅覚をきかせて歩き回ります。
 路地を曲がると、中から賑やかな声が聞こえる酒場がありました。この感じは、私がガラリと扉を開けると地元の常連が私の方を一斉に見て、おや? という表情をする、あの完全アウェーの予感がします。だけど、旅の恥はかきすて。どうとでもなれ。俺は美味い料理と酒が飲みたいだけなんだ。よろしく頼むよ、ご常連たち……では扉を開けますよっ。ガラッ。緊張の一瞬。

 こ、コの字カウンター…。その頂点に座する、店を仕切る親分肌の客。その方に座る席を促されてその通りに座らせていただきます。…ゴクリ。どういう展開になるのか。
 あれ、どうやらこの親分、お店の大将のようです。そりゃ仕切るわな。カウンターの外側にいるからわからんのですよ、ややこし。

 店内はもちろん皆さんご常連なのですが、全員が顔見知りなわけではなさそうです。キンキンのビールを一口飲んで、ようやく場の空気に馴染んでいきます。そんなにグイグイこちらの間に入って来る事もなさそうで、意外と大丈夫そうです。よかった…。
 肴は、山の中の酒場なのに海の魚も多いです。ホワイトボードのオススメをいくつかオーダーしました。大将はすでにゴキゲンですが、厨房で働く女性陣がしっかりしています。

 お品書きには価格表示がありません。すべて時価と考えていいでしょう。ちなみに生ビールは700円と、ちと高め設定です。

「赤ハチの唐揚げ」
 メニューに、赤やスズメの料理が書かれているんですよ。虫ジビエですね。一度はも食べてみたいとは思っていますよ。だけどねえ…一皿にモリっと出てきて喰えるかっつったら無理です。一匹だけちょいとつまんでみたいなあ、などと考えていたんです。すると期せずして、カウンター向かいのご夫婦がその「赤の唐揚げ」をオーダーしていたようで、その皿に目が釘付けになってしまいました。! すると心が読まれてしまったか、ご主人が「よかったら食べなよ」と皿を差し出してきました。えええええーっ! どうしよう! とりあえず「あ、ありがとうございます。」と言ったものの、目の前に、蜂そのものが! これは逃げられません。「では、失礼します!」。
 箸でつかんで、一匹。……。ん。んん? むっ。…イケルかも。大丈夫かも。川海老っぽい食感。味も海老っぽい。はあ、なるほど。くれたご主人は、他にも蜂はいろいろな食べ方があることを教えてくれました。どれもキビシイ食べ方でした…。一体、何者? 滋養強壮、スタミナ補給に最高なんだそうです。とにかく、ごちそうさまですご主人。いい体験ができました。

飲み処おぐろ川_飯田_蜂の唐揚げ01

「真イカの刺身」
 山の中でも、こんな新鮮なイカがいただけるんですね。太平洋側からでしょうか、日本海側からでしょうか。わかりませんが、しっかり新鮮。おいしゅうございます。

飲み処おぐろ川_飯田_蜂の唐揚げ02飲み処おぐろ川_飯田_蜂の唐揚げ03

「太刀魚の塩焼き」
 これもしっかりした身の太刀魚です。塩加減もバッチリ、醤油いらずです。山間部だからって「山菜を楽しむ」なんて固定概念はいけません。いい酒場には、ちゃんと集まってくるんです、いい材料といい仲間が。

「そうめん 岩魚出汁つゆ」
 岩魚はやはり山の食材ですよね。昔はよく渓流に分け入って釣にいったもんですが。こちらのお店には「岩魚の骨酒」もあります。ただ2合縛りのようで、それはちょっとキツいかな、と。
 そうめんも美味しいですが、やはりつゆがいいですね。岩魚らしさはそんなに強くは感じませんが、海の出汁とは違う、ほんのり川の香りがするつゆです。美味しいですねえ。

飲み処おぐろ川_飯田_蜂の唐揚げ04飲み処おぐろ川_飯田_蜂の唐揚げ05

 思ったより回転の早いお店で、長居ぜず帰る方もいます。しかしすぐに新しいご常連が入店してきます。やはり人気です。ちょいちょいご常連の会話に入り込みながら、楽しい時は過ぎていきます。

 お会計は、常識的でした。ビールが高い分だけちょっと高いかな、という程度で、料理だけなら良心的ですね。
 コの字カウンターを囲んで、いい肴をいただきました。大将、ご常連の皆さん、ありがとうございました。ごちそうさまでした。

最寄駅 JR飯田線「飯田」(長野県飯田
衛生感・落ち着き度 6
価格設定の適正度  7
料理の味・誠実度  7
好き度・リピート感 6

飲み処おぐろ川焼き鳥 / 飯田駅桜町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.9



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地産地消の上質食材と地酒で一献。天竜峡黒豚、最高ですよ。うーーっ、マンボウ!

     
萬房_飯田_天竜豚01天竜峡 黒豚 ハーフ
¥980

萬房
長野県飯田


 暑い飯田の夜。二軒目は「りんご並木」に面した全面ガラス張りの洒落たファサードで営業している「萬房」さんです。入り口はりんご並木沿いではなく細い路地に入ったところにあります。
 1947(昭和22)年に飯田市は大火に見舞われ、市街地の7割ほどが消失するという大災害となりました。復興の際、札幌の街路樹を参考にしながら、「防火帯」として、また復興のシンボルとして名産であるリンゴの木による街路樹を造り、それが「りんご並木」として現在は街の顔となっています。またその際、「裏界線」という2mくらいの細い路地を区割りと平行して設け、避難通路が作られました。この避難通路にお店の入り口があります。

 2階にはテーブル席があるようですが、1階のカウンターに座しました。目の前のライブな厨房ではマスターが調理を仕切り、奥の厨房でも数人が調理をしているようです。
 地元・長野産の肉や野菜にこだわった料理が多く、オーダーは迷いますね。まずは地酒「大信州」を飲みながら、オーダーを考えましょう。

 ご年配ですが入店してまだ日が浅いのでしょうか、特に違和感無くオーダー対応して下さいましたが、厨房の奥でマスターに聞き苦しい言い方で叱られているのが聴こえます。いろいろあるんでしょうが、客としてはちょっと困りますよ。
 しかし皆さん元々のお人柄はよろしいようなので、その場面を除けば居心地は良かったですよ。

「地物 アスパラの天ぷら」¥580
 ホクホクで柔らかいですね。そして、甘い。いいアスパラですね。ウチにもたまに北海道から産直でアスパラ届いてこれも甘いんですが、このアスパラも負けていませんよ。甘いので、塩がよく似合います。で、酒が進みます。

萬房_飯田_天竜豚02萬房_飯田_天竜豚03

「活〆 うまづらはぎ 肝醤油」¥1,080
 超内陸部でありながら、魚が新鮮で美味しいお店が多いのはなぜでしょう。これもいい歯応えで、肝も美味い。発泡箱の中で自然チルドのような状態で保存されていました。山間部でいただくうまづらはぎ。オツですね。

萬房_飯田_天竜豚01

「天竜峡 黒豚 ハーフ」¥980
 天竜峡黒豚? 初めて聞きました。ハーフなのに、あんなに厚切りしてくれるんですか? 網に乗せられました。それ、ウチのですよね。ホントにハーフ?
 やった。ウチのでした。平皿に上品に盛られています。クワイと茄子焼き添え。ちょこっと味噌が添えられていますが、相当辛いらしいです。唐辛子が見えますからね。地元産オリジナルの豆板醤ですね。
 さて、肉は…甘いっ! 美味い! 特に脂身が甘いです。赤身部分は柔らかくて食感はマグロステーキに似ています。ホロホロといただけます。
 
 市場には出ないお肉だそうですよ。天竜峡の手前にある養豚場で育てられているこの豚は、一ヶ月に6頭しか出荷しないそうです。今村さんという生産者だそうです。今村さんの養豚場は化学飼料を使わず有機飼料で育てているそうです。6頭のうちの4頭がこちらのグループで入荷しているそうです。ほぼ独占ですね! うーん、美味い。こんなに爽やかな脂身はなかなか出会えませんよ。

萬房_飯田_天竜豚04萬房_飯田_天竜豚06

 野菜や牛も食べてみたかったのですが、今夜はこの辺でお勘定をお願いします。飯田の洒落てる酒場「萬房」、料理も充実のオトナの酒場でした。ごちそうさまでした。

最寄駅 JR飯田線「飯田」(長野県飯田
衛生感・落ち着き度 8
価格設定の適正度  7
料理の味・誠実度  7
好き度・リピート感 6

萬房居酒屋 / 飯田駅桜町駅

夜総合点★★★☆☆ 3.7



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オビキン

Author:オビキン
真冬でもキンキンに冷えたビール。

Gourmet
★殿堂メニュー
悶絶メニュー。何度でも食べたい逸品。
グルメ度数 10点満点
●衛生感・落ち着き度 → 居心地や対応の良さの度合い
●価格設定の適正度 → 素材や調理法と価格の釣り合い
●料理の味・誠実度 → 美味しさと作り手の誠実さ
●好き度・リピート感 → その土地に再訪する時の高揚感
Gardening
 庭やコンテナのガーデニング、野菜栽培の記録や、園芸店の紹介をします。自庭の花場は日陰なのでかなりシブい植物ラインナップです。寄せ植えが得意分野です。
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